特許
J-GLOBAL ID:200903051875629270

遠心式送風機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-007738
公開番号(公開出願番号):特開平7-208396
出願日: 1994年01月27日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】 遠心式ファンより径外方向へ吹き出された空気の流れをスムーズにし、吐出流路内の圧力損失および騒音を低下させる遠心式送風機を提供する。【構成】 遠心式送風機は、空気を遠心方向に吹き出す遠心式ファン2と、この遠心式ファン2を収容するスクロールケース部51と、このスクロールケース部51の出口側に接続される拡大延長ケース部52とを備える。拡大延長ケース部52は、拡大延長上壁ケース62、拡大延長下壁ケース63、及び側壁ケース64、65からなる。拡大延長ケース部52は、吐出側にいくに従い流路開口面積が拡大される吐出通路70を有する。拡大延長上壁ケース62は吐出流方向にいくに従い上方へ拡大するとともに拡大延長下壁ケース63は下方へ拡大する。拡大延長上壁ケースの上方への拡大量HUP、前記拡大延長下壁ケースの下方への拡大量HLRとしたとき、スクロール拡大比率HUP/HLRを0.4〜1.1に設定する。
請求項(抜粋):
円周方向に配設された多数のブレード、前記多数のブレードの空気吸入側端部に形成された環状の保持リング、及び前記多数のブレードの反空気吸入側端部に形成された底プレートを有する遠心式ファンと、前記遠心式ファンの軸方向の一方の端部側に空気取入口を形成する上板、この上板に対向する下板、及び前記上板の外周端部と前記下板の外周端部とを連結する外周壁からなり吐出流路を渦巻き状に形成するスクロールケース部と、拡大延長上壁ケース、拡大延長下壁ケース、及び側壁ケースからなり前記吐出通路に連通しかつ吐出側にいくに従い流路開口面積が拡大される吐出通路を形成する拡大延長ケース部とを備え、吐出流方向にいくに従い前記拡大延長上壁ケースを上方へ拡大するとともに前記拡大延長下壁ケースを下方へ拡大し、前記拡大延長上壁ケースの上方への拡大量HUP、前記拡大延長下壁ケースの下方への拡大量HLRとしたとき、スクロール拡大比率HUP/HLRを0.4〜1.1に設定したことを特徴とする遠心式送風機。
IPC (2件):
F04D 29/44 ,  F04D 17/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 遠心式送風機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-294547   出願人:日本電装株式会社
  • 特開昭54-021608

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