特許
J-GLOBAL ID:200903051877029939

ミリ波送受信器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-193382
公開番号(公開出願番号):特開2002-014155
出願日: 2000年06月27日
公開日(公表日): 2002年01月18日
要約:
【要約】【課題】部品の位置決めが容易になり、製造の作業性が大幅に向上し、また高周波信号の伝搬特性が向上し、その結果ミリ波レーダ等に適用した際に探知レンジ、探知距離、ターゲットの位置探知、ターゲットの速度探知等の性能が向上、安定したものとすること。【解決手段】送信アンテナと受信アンテナとが一体化したミリ波送受信器において、ガンダイオード3は金属部材2に設置され、金属部材2は、幅の広い線路と幅の狭い線路が交互に形成されたチョーク型バイアス供給線路4aと、チョーク型バイアス供給線路4aおよびガンダイオード3を直線状に接続する帯状導体5とが設けられるとともに、チョーク型バイアス供給線路4aの幅の広い線路および幅の狭い線路の長さがそれぞれ略λ/4、帯状導体5の長さが略{(3/4)+n}λ(nは0以上の整数)である。
請求項(抜粋):
ミリ波信号の波長λの2分の1以下の間隔で配置した平行平板導体間に、高周波ダイオードが一端部に付設され、前記高周波ダイオードから出力されたミリ波信号を伝搬させる第1の誘電体線路と、バイアス電圧印加方向が前記ミリ波信号の電界方向に合致するように配置され、前記バイアス電圧を周期的に制御することによって前記ミリ波信号を周波数変調した送信用のミリ波信号として出力する周波数変調用ダイオードと、前記第1の誘電体線路に一端側が電磁結合するように近接配置されるかまたは前記第1の誘電体線路に一端が接合されて、前記ミリ波信号の一部をミキサー側へ伝搬させる第2の誘電体線路と、前記平行平板導体に平行に配設されたフェライト板の周縁部に所定間隔で配置されかつそれぞれ前記ミリ波信号の入出力端とされた第1の接続部,第2の接続部および第3の接続部を有し、一つの前記接続部から入力された前記ミリ波信号をフェライト板の面内で時計回りまたは反時計回りに隣接する他の接続部より出力させるサーキュレータであって、前記第1の誘電体線路の前記ミリ波信号の出力端に前記第1の接続部が接合されるサーキュレータと、該サーキュレータの第2の接続部に接合され、前記ミリ波信号を伝搬させるとともに先端部に送受信アンテナを有する第3の誘電体線路と、前記送受信アンテナで受信され第3の誘電体線路を伝搬して前記サーキュレータの第3の接続部より出力した受信波をミキサー側へ伝搬させる第4の誘電体線路と、前記第2の誘電体線路の中途と前記第4の誘電体線路の中途とを近接させて電磁結合させるかまたは接合させることにより、ミリ波信号の一部と受信波とを混合させて中間周波信号を発生させるミキサー部と、を設けたミリ波送受信器において、前記高周波ダイオードは金属部材に設置されており、該金属部材は、幅の広い線路と幅の狭い線路が交互に形成され前記高周波ダイオードにバイアス電圧を供給するチョーク型バイアス供給線路と、該チョーク型バイアス供給線路および前記高周波ダイオードを直線状に接続する帯状導体とが設けられるとともに、前記チョーク型バイアス供給線路の幅の広い線路および幅の狭い線路の長さがそれぞれ略λ/4、前記帯状導体の長さが略{(3/4)+n}λ(nは0以上の整数)であることを特徴とするミリ波送受信器。
IPC (4件):
G01S 7/28 ,  G01S 7/03 ,  H01P 1/00 ,  H01P 3/16
FI (4件):
G01S 7/28 Z ,  G01S 7/03 C ,  H01P 1/00 B ,  H01P 3/16
Fターム (6件):
5J011BA00 ,  5J014HA06 ,  5J070AB24 ,  5J070AD20 ,  5J070AK22 ,  5J070AK40
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)

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