特許
J-GLOBAL ID:200903051904352704
OFDM受信装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
外川 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-348319
公開番号(公開出願番号):特開2001-168833
出願日: 1999年12月08日
公開日(公表日): 2001年06月22日
要約:
【要約】【課題】特定の復調モジュールの性能に依存せず、安定的にクロック誤差信号を出力する。【解決手段】各復調モジュールのピーク値をもとに相関出力を合成する。ピークタイミングの測定結果が、誤差検出回路112と各復調モジュールのバッファ回路に供給される。誤差検出回路112では、ピークタイミングと規定タイミングとの差分からクロック誤差信号を生成し、クロック再生回路113に供給する。クロック再生回路113では、クロック誤差信号が小さくなるように局部発信器105の発信周波数を制御し、その出力信号は各復調モジュールに供給され、全ての復調モジュールは共通のクロックで動作する。
請求項(抜粋):
1シンボル期間がガード期間と有効シンボル期間から構成されるOFDM(直交周波数分割多重)信号を受信して、局部発振器の発信周波数を基準としてA/D変換した後、複素ベースバンド信号に変換し、この複素ベースバンドOFDM信号からシンボルデータを復調する復調モジュールを並列に配設してなるダイバーシチ構成のOFDM受信装置であって、各復調モジュールには、前記複素ベースバンドOFDM信号におけるガード期間の相関波形を検出する相関検出手段と、この相関検出手段の出力から相関波形のピーク値とピークタイミング(出現位置)信号を検出する第1のピーク検出手段と、前記複素ベースバンドOFDM信号に対して遅延調整を行うバッファリング手段と、このバッファリング手段で遅延調整された複素ベースバンドOFDM信号中の有効シンボル期間を時間領域から周波数領域の信号に変換することにより、OFDM信号の各サブキャリアのデータを復調する高速フーリエ変換手段と、この高速フーリエ変換手段の出力から各サブキャリアに伝送されているシンボルデータを復調する復調手段とを備えるとともに、各復調モジュール内の前記相関検出手段から前記相関波形信号を、前記第1のピーク検出手段から前記ピーク値をそれぞれ入力して相関波形の合成を行う相関合成手段と、この相関合成手段で合成した合成相関波形のピークタイミング信号を検出する第2のピーク検出手段と、この第2のピーク検出手段で検出された前記ピークタイミング信号と所定タイミング信号との差分からクロック誤差信号を生成する誤差検出手段と、この誤差検出手段から前記クロック誤差信号を入力し、このクロック誤差信号が小さくなるように前記局部発振器の発信周波数を制御するクロック再生手段と、各復調モジュール内の前記復調手段の出力から復調データを合成する合成手段とを具備し、前記バッファリング手段は、前記第1のピーク検出手段から復調モジュール毎の相関波形のピークタイミング信号を、前記第2のピーク検出手段から合成相関波形のピークタイミング信号をそれぞれ入力し、復調モジュール毎の遅延差を吸収するように遅延調整することを特徴とするOFDM受信装置。
IPC (2件):
FI (2件):
H04J 11/00 Z
, H04L 7/00 F
Fターム (16件):
5K022DD01
, 5K022DD13
, 5K022DD17
, 5K022DD19
, 5K022DD33
, 5K022DD44
, 5K047AA03
, 5K047AA05
, 5K047AA11
, 5K047BB01
, 5K047CC01
, 5K047EE02
, 5K047GG11
, 5K047GG34
, 5K047GG37
, 5K047HH15
引用特許:
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