特許
J-GLOBAL ID:200903051912432954

鉄道車両の駆動台車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-156960
公開番号(公開出願番号):特開平7-009993
出願日: 1993年06月28日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 軌間可変台車等に好適な、電線の配線や冷却風の導入方法を改善した鉄道車両の駆動台車を提供する。【構成】 車軸外筒19には、ベアリング21を介して車輪6が回転自在に支持されている。車軸外筒19の内側端部には円盤形状のフランジ28が形成されており、このフランジ28の外周部に電動機フレーム7の内側端部がベアリング20を介して回転自在に支持されている。車軸外筒19の外周面には固定子13が固着され、電動機フレーム7の内周面にはこの固定子13に対向する回転子12が固着されている。フランジ28のウエブ面には長円形の貫通孔30が放射状に複数個形成されている。フランジ28のウエブ面内側には、貫通孔30に連通すると共に送風機に接続した略円盤形状の送風ダクト32が固着されている。電線15は、送風ダクト32の上面を貫通した後、貫通孔30の一つを貫通して固定子13に接続している。
請求項(抜粋):
台車枠(1)の左右側梁(23)にそれぞれ懸架され、固定車軸(18)の両端を保持する軸箱(17)と、前記固定車軸(18)に嵌合した左右一対の車軸外筒(19)と、前記車軸外筒(19)の内側端部に形成され、そのウエブ面に少なくとも一つの貫通孔(30)が形成された円盤形状のフランジ(28)と、前記車軸外筒(19)の外側端部に軸受(21)を介して回転自在に支持された車輪(6)と、外側端部が前記車輪(6)に固着し、内側端部が前記フランジ(28)の外周部に軸受(20)を介して回転自在に支持された電動機フレーム(7)と、前記車軸外筒(19)の外周面に固着した固定子(13)と、前記電動機フレーム(7)の内周面に固着した回転子(12)とからなる電動機(2)と、前記電動機(2)の外部に配設された送風機(34)と、前記車軸外筒(19)の内側端部に取付けられ、前記フランジ(28)の貫通孔(30)を通して前記電動機(2)内へ前記送風機(34)からの冷却風を送給する略円盤形状の送風ダクト(32)と、前記電動機フレーム(7)の外側端部の外周面に形成され、前記冷却風の排出を行う排気孔(14)と、前記送風ダクト(32)内から前記フランジ(28)の貫通孔(30)を通して配線され、前記電動機(2)の固定子(12)に電力を供給する電線(15)とを備えたことを特徴とする鉄道車両の駆動台車。
IPC (3件):
B61C 17/00 ,  B61C 9/38 ,  B61F 7/00

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