特許
J-GLOBAL ID:200903051974988169
既存建物の免震化工法および免震建物
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清水 千春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-414531
公開番号(公開出願番号):特開2005-171659
出願日: 2003年12月12日
公開日(公表日): 2005年06月30日
要約:
【課題】建物内における平常業務の妨げとなることなく、既存建物の中間階に免震装置を設置することができ、しかも簡易な作業で短期間に当該建物の免震化を図ることできる既存建物の免震化工法を提供する。【解決手段】各既存外周柱2の外側にそれぞれ新設柱11を一体化するように設け、それら新設柱11の予め設定された部位に免震装置15をそれぞれ介装するとともに、既存建物1の屋上面に沿って少なくとも一以上の新設梁12を設けて、その両端部を新設柱11の何れかに接合することで、既存建物の外周部に、新設柱と新設梁とからなる外部フレーム10を構築する。その後、各既存内部柱3の内部に、その切断予定位置近傍から新設梁12に至る範囲に亘って支承部材18をそれぞれ埋設して、それら支承部材18を介して、各既存内部柱に作用している荷重を新設梁12で吊り支持した状態で、既存内部柱3および既存外周柱2をそれぞれ切断する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
既存建物の中間階に免震装置を介装することにより免震層を設ける免震化工法であって、
各既存外周柱の外側にそれぞれ新設柱を一体化するように設け、それら新設柱の予め設定された部位に上記免震装置をそれぞれ介装するとともに、既存建物の屋上面に沿って少なくとも一以上の新設梁を設けて、その両端部を上記新設柱の何れかに接合することで、既存建物の外周部に、上記新設柱と上記新設梁とからなる外部フレームを構築した後、各既存内部柱の内部に、その切断予定位置近傍から上記外部フレームの新設梁に至る範囲に亘って支承部材をそれぞれ埋設して、それら支承部材を介して、各既存内部柱に作用している荷重を上記外部フレームの新設梁で吊り支持した状態で、既存内部柱および既存外周柱をそれぞれ切断するようにしたことを特徴とする既存建物の免震化工法。
IPC (2件):
FI (3件):
E04G23/02 D
, E04H9/02 301
, E04H9/02 331Z
Fターム (3件):
2E176AA01
, 2E176BB27
, 2E176BB29
引用特許:
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