特許
J-GLOBAL ID:200903051988569835

シートベルトリトラクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-369647
公開番号(公開出願番号):特開2001-180437
出願日: 1999年12月27日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】制限荷重を種々設定することができるようにして、乗員の運動エネルギをより効果的に吸収することができるシートベルトリトラクタを提供する。【解決手段】緊急時ロック機構6におけるパウルホルダ14のウェビング3引出方向の回転が阻止されると、乗員の慣性によりウェビング3に加えられた衝撃荷重によりリール4が各円弧状内側突起26b,26b,26bにそれぞれ力を作用する。この力が大きくなると、各円弧状内側突起26b,26b,26bがせん断変形する。このせん断破壊により、乗員の衝撃がまず最初に大きく吸収緩和される。これらのせん断破壊後、リール4は乗員の慣性で更にウェビング引出方向に回転させられようとするので、トーションバー7が更にねじられ、制限荷重がトーションバー7による制限荷重FTBとなってほぼ一定となる。このように2種類の制限荷重を有する制限荷重特性が得られる。
請求項(抜粋):
ウェビングを巻き取るリールと、緊急時にウェビング引出し方向の回転が阻止されるロッキング部材を有するロック機構と、少なくとも一部が前記リール内にこのリールと同心状に設けられて前記リールと前記ロッキング部材との間を回転的に連結し、前記ロッキング部材のウェビング引出し方向の回転が阻止されて前記リールが前記ロッキング部材に対して所定量ウェビング引出方向に相対回転するとき前記ウェビングにかかる荷重を制限するウェビング荷重制限手段とを少なくとも備えているシートベルトリトラクタにおいて、前記ウェビング荷重制限手段は更に前記リールと前記ロッキング部材との間に円周方向に延設された周方向せん断破壊部を有する環状のせん断プレートを備え、前記周方向せん断破壊部は、前記ロッキング部材のウェビング引出し方向の回転が阻止されたときから前記リールの前記ロッキング部材に対する前記ウェビング引出方向の相対回転が阻止されるまでの間の任意の時期に、加えられるせん断荷重が設定せん断荷重より小さいときは前記リールの前記ロッキング部材に対する相対回転を阻止し、また加えられるせん断荷重が設定せん断荷重以上になったときはせん断破壊して前記リールの前記ロッキング部材に対する相対回転を可能にするようになっていることを特徴とするシートベルトリトラクタ。
IPC (2件):
B60R 22/28 ,  B60R 22/36
FI (2件):
B60R 22/28 ,  B60R 22/36
Fターム (2件):
3D018DA07 ,  3D018MA01
引用特許:
審査官引用 (2件)

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