特許
J-GLOBAL ID:200903051991238300

蒸気圧縮式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 洋二 ,  三浦 高広 ,  水野 史博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-152287
公開番号(公開出願番号):特開2004-163084
出願日: 2003年05月29日
公開日(公表日): 2004年06月10日
要約:
【課題】除霜運転時間の短縮を図る。【解決手段】除霜運転時には、水冷媒熱交換器20への給湯水の供給を停止し、かつ、蒸発器40への外気送風を停止した状態でバルブ61を全開とするとともに、膨脹弁30の開度を、蒸発器40の耐圧圧力以下であって、蒸発器40を加熱することができる温度となる圧力相当まで開く。これにより、水冷媒熱交換器20にて殆ど冷却されていない高温冷媒が、蒸発器40及びアキュムレータ50それぞれに分配供給されるので、アキュムレータ50にも高温の冷媒が供給される。したがって、アキュムレータ50に流入した多くの冷媒が凝縮液化してしまうことを抑制できるので、アキュムレータ50から圧縮機10に供給される気相冷媒量が圧縮機から吐出されるホットガス量に比べて少なくなってしまうことを防止できる。延いては、蒸発器40に多くのホットガスを供給することができるので、除霜運転時間を短縮することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
低温側の熱を高温側に移動させる蒸気圧縮式冷凍機であって、 冷媒を吸入圧縮する圧縮機(10)と、 圧縮された高圧冷媒を冷却する高圧側熱交換器(20)と、 減圧された低圧冷媒を蒸発させる低圧側熱交換器(40)と、 前記圧縮機(10)に吸入側に設けられ、冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して気相冷媒を前記圧縮機(10)に供給する気液分離器(50)とを有し、 前記低圧側熱交換器(40)に発生した霜を除去する場合には、前記高圧側熱交換器(20)にて冷却されていない高温冷媒を分配して、前記低圧側熱交換器(40)及び前記気液分離器(50)それぞれに供給することを特徴とする蒸気圧縮式冷凍機。
IPC (2件):
F25B47/02 ,  F25B1/00
FI (5件):
F25B47/02 530C ,  F25B47/02 530A ,  F25B47/02 570M ,  F25B1/00 389A ,  F25B1/00 395Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 冷凍・冷蔵ユニットの除霜サイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-323988   出願人:株式会社日立製作所, 日立清水エンジニアリング株式会社
  • 特開平3-170758
  • ヒートポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-264861   出願人:株式会社デンソー

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