特許
J-GLOBAL ID:200903052033280861
干し柿の製造方法および干し柿
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山内 康伸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-102273
公開番号(公開出願番号):特開2001-275559
出願日: 2000年04月04日
公開日(公表日): 2001年10月09日
要約:
【要約】【課題】 特別な設備を必要とせず、しかも黒変やカビの発生を簡易に防止することができる干し柿の製造方法および干し柿を提供する。【解決手段】 柿1の皮が剥かれた剥き柿2を、100gの水13に対して、0.9〜1.1g の亜硫酸ナトリウム11および1.2 〜1.5gのクエン酸12の割合で混合した混合液10に浸漬した後に、剥き柿2を乾燥させる。混合液10の中では、亜硫酸ナトリウム11とクエン酸12が反応し亜硫酸が生じており、混合液10に浸漬された剥き柿2の表層部には、亜硫酸が吸収される。この亜硫酸は亜硫酸水となって強い還元性を呈するので、剥き柿2の果実内の酵素による酸化作用を抑えて黒変を防止するとともに、カビ等の微生物の繁殖を妨げることができる。また、亜硫酸ナトリウムおよびクエン酸の濃度は適切であるから、添加物として添加しうる基準を超えずに、黒変やカビが発生しない干し柿3を製造できる。
請求項(抜粋):
柿の皮が剥かれた剥き柿を、水100gに対して、0.9〜1.1g の亜硫酸ナトリウムおよび1.2 〜1.5gのクエン酸の割合で混合した混合液に浸漬した後に、前記剥き柿を乾燥させることを特徴とする干し柿の製造方法。
IPC (3件):
A23B 7/02
, A23B 7/153
, A23L 1/212
FI (3件):
A23B 7/02
, A23L 1/212 A
, A23B 7/156
Fターム (15件):
4B016LC03
, 4B016LC06
, 4B016LE03
, 4B016LG01
, 4B016LK01
, 4B016LK04
, 4B016LP08
, 4B016LP13
, 4B069BA03
, 4B069HA12
, 4B069KA01
, 4B069KA07
, 4B069KB03
, 4B069KC11
, 4B069KC24
引用特許:
審査官引用 (3件)
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干し柿の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-026339
出願人:タチバナペーパーウェアー株式会社
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特開昭60-133832
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特開昭60-114180
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