特許
J-GLOBAL ID:200903052076853539

風力発電装置と送電システムとの間の電力制御インターフェース

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 熊倉 禎男 ,  大塚 文昭 ,  今城 俊夫 ,  西島 孝喜
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-562587
公開番号(公開出願番号):特表2006-511190
出願日: 2003年12月18日
公開日(公表日): 2006年03月30日
要約:
風力発電装置のような不安的な電源と送電線との間の電力制御インターフェースが、電気エネルギー貯蔵部、制御システム、及び電子補償モジュールを用い、これらは協働して発電増加時に過剰な電気出力を貯蔵し、風力の変動による発電減少時に貯蔵されたエネルギーを放出するための「電子緩衝装置」のように働く。制御システムには、電気出力(風速状態)を予測し、短時間変動がある場合にも「狭帯域」範囲にわたってエネルギー貯蔵又はエネルギー放出を維持するための「ルックアヘッド」能力が提供される。制御システムは、風力発電装置の電気出力及び送電線の監視から得られたデータを使用し、システム・モデリング・アルゴリズムを用いて、狭帯域の風速状態を予測する。電力制御インターフェースはまた、エネルギー貯蔵能力を用いて、送電システムに注入する時の電圧サポート、及び該送電線で生じる一時的な故障状態を「ライドスルー」するための故障除去能力を提供することもできる。
請求項(抜粋):
風力発電装置のような不安的な電源の電気出力と送電線との間の電力制御インターフェースであって、 (a)該不安定な電源と前記送電線との間に接続され、該不安的な電源の通常出力レベルより上であるときに過剰な電気出力を貯蔵し、該不安的な電源の前記通常出力レベルより下であるときに貯蔵された電気エネルギーを放出して電気出力を追加する電気エネルギー貯蔵部と、 (b)前記不安定な電源の電気出力の監視から得られた電源データ信号と前記送電線の監視から得られた送電線データ信号とを受信し、いつ前記電気エネルギー貯蔵部内に貯蔵された電気エネルギーを放出して電気出力を該送電線に追加し、該不安定な電源が遭遇した発電減少状態を補償すべきか、又は該不安定な電源が遭遇した発電増加状態時に、いつ過剰電気エネルギーを該電気エネルギー貯蔵部内に貯蔵すべきかを決定する制御システムと、 (c)前記決定に対応する前記制御システムからの制御信号を受信し、前記電気エネルギー貯蔵部内に貯蔵された電気エネルギーを放出して、電気出力を前記送電線に追加し、電源出力の減少を補償し、前記決定に従って該電気エネルギー貯蔵部内の電源出力の増加による過剰の電気エネルギーを貯蔵するように作動する電子補償モジュールと、 を備えることを特徴とする電力制御インターフェース。
IPC (5件):
H02J 3/32 ,  F03D 9/00 ,  F03D 9/02 ,  H02J 3/38 ,  H02P 9/00
FI (5件):
H02J3/32 ,  F03D9/00 B ,  F03D9/02 B ,  H02J3/38 G ,  H02P9/00 F
Fターム (29件):
3H078AA26 ,  3H078BB11 ,  3H078BB13 ,  3H078CC22 ,  3H078CC32 ,  3H078CC56 ,  3H078CC61 ,  5G066HB04 ,  5G066HB20 ,  5G066JA05 ,  5G066JB03 ,  5G066JB04 ,  5H590AA02 ,  5H590AA13 ,  5H590CA14 ,  5H590CC01 ,  5H590CC24 ,  5H590CD01 ,  5H590CD03 ,  5H590CE01 ,  5H590DD32 ,  5H590EA20 ,  5H590EB04 ,  5H590FA05 ,  5H590FC12 ,  5H590FC17 ,  5H590HA02 ,  5H590HA04 ,  5H590JA02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 自然エネルギー発電装置用電力平準化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-251508   出願人:株式会社エヌ・ティ・ティファシリティーズ
  • 風力発電システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-324391   出願人:株式会社日立エンジニアリングサービス
  • 風力発電設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-243208   出願人:株式会社日立エンジニアリングサービス
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引用文献:
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