特許

J-GLOBAL ID：200903052085705470

高温における強度特性にすぐれた排気バルブ用耐熱合金

発明者： 倉田 征児 ,  清水 哲也 ,  富永 克彦 ,  阿左美 誠
出願人/特許権者： 大同特殊鋼株式会社 ,  本田技研工業株式会社
代理人 (1件)： 須賀 総夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-304957
公開番号（公開出願番号）：特開2007-113057
出願日： 2005年10月19日
公開日（公表日）： 2007年05月10日
要約：

【課題】900°Cにおける引張り強さ480MPaを確保した、高温強度の高い、しかも熱間加工性の低下は避けた排気バルブ用の耐熱合金を提供する。【解決手段】重量%で、C:0.01〜0.15%、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、Co:5〜15%、Cr:16〜22%、Mo:4〜10%およびW:0.1〜5.0%の1種または2種を、Mo+0.5W:4〜10%、Al:1.0〜2.0%、Ti:2.5〜4.5%、B:0.001〜0.05%およびZr:0.01〜0.5%を含有し、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Fe:1.0%以下であって、残部Niおよび不可避な不純物からなる組成のNi基合金。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

重量%で、C:0.01〜0.15%、Si:1.0%以下、Mn:1.0%以下、Co:5〜15%、Cr:16〜22%、Mo:4〜10%およびW:0.1〜5.0%の1種または2種を、Mo+0.5W:4〜10%、Al:1.0〜2.0%、Ti:2.5〜4.5%、B:0.001〜0.05%およびZr:0.01〜0.5%を含有し、P:0.02%以下、S:0.01%以下、Fe:1.0%以下であって、残部Niおよび不可避な不純物からなり、原子%で、Al+Ti:6.7〜7.7%、原子比で、Ti/Al:0.8超え1.4以下、かつ、原子%で、下記の式1Aおよび式2Aを同時に満たす合金組成を有する高温強度が高い排気バルブ用耐熱合金。 (式1A) {3.2([Ti]+[Al])+51.7[Zr]+1.8([Mo]+[W])}/[Fe]≧30 (式2A) ([Ti]+[Al]+[Mo]+[W])/(2.5[B]+7.3[Zr])≦100

IPC (4件)：

C22C 19/03 ,  C22F 1/10 ,  F01L 3/02 ,  F01L 3/24

FI (4件)：

C22C19/03 F ,  C22F1/10 H ,  F01L3/02 J ,  F01L3/24 D

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 特開昭61-119640
  
• エンジンバルブ用耐熱合金
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-217091   出願人：日立金属株式会社
• 特願2005-12030
  

審査官引用 (3件)

• 特開平1-272736
  
• 特開昭62-093333
  
• エンジン排気バルブの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-270771   出願人：大同特殊鋼株式会社, 本田技研工業株式会社