特許
J-GLOBAL ID:200903052126869148

アクリル系水性粘着剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 通洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-040773
公開番号(公開出願番号):特開2007-217594
出願日: 2006年02月17日
公開日(公表日): 2007年08月30日
要約:
【課題】 乳化重合時の副反応による枝分かれを抑制し、架橋剤の添加後でも被膜の柔軟性を維持でき、優れた接着力と保持力が得られ、ウレタンフォームのような凹凸のある粗面に対しても接着力に優れるアクリル系水性粘着剤を提供する。【解決手段】 カルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体(A)0.1〜10重量%と炭素原子数1〜12のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレート(B)45〜99.9重量%を含有する重合性単量体成分を、重合開始剤(X)の存在下、水性媒体中で乳化重合し得られるアクリル系重合体(P)を、更に油溶性エポキシ化合物(C)により架橋させてなるアクリル系水性粘着剤で、前記(X)の使用量に基づき計算されるラジカル発生量(Rd)が2×10-13〜150×10-13mol/l/minで、且つ前記(P)の架橋前のゲル分率が20重量%以下、前記(C)による架橋後のゲル分率が10〜50重量%である。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
カルボキシル基含有エチレン性不飽和単量体(A)0.1〜10重量%と炭素原子数1〜12のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレート(B)45〜99.9重量%の範囲で含有する重合性単量体成分を、重合開始剤(X)の存在下、水性媒体中で乳化重合して得られるアクリル系重合体(P)を、更に油溶性エポキシ化合物(C)により架橋させてなるアクリル系水性粘着剤であって、前記重合開始剤(X)の使用量に基づき計算されるラジカル発生量(Rd)が、反応系内の重合性単量体成分1リットル当たり、毎分2×10-13〜150×10-13モルの範囲であり、且つ、架橋前の該アクリル系重合体(P)から形成される被膜のゲル分率が20重量%以下であり、前記油溶性エポキシ化合物(C)による架橋後の被膜のゲル分率が10〜50重量%であることを特徴とするアクリル系水性粘着剤。
IPC (5件):
C09J 133/04 ,  C09J 193/00 ,  C09J 133/02 ,  C09J 135/00 ,  C09J 163/00
FI (5件):
C09J133/04 ,  C09J193/00 ,  C09J133/02 ,  C09J135/00 ,  C09J163/00
Fターム (11件):
4J040BA171 ,  4J040BA201 ,  4J040DF021 ,  4J040GA07 ,  4J040HB44 ,  4J040JA03 ,  4J040JB09 ,  4J040KA16 ,  4J040KA26 ,  4J040KA38 ,  4J040LA11
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (10件)
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