特許
J-GLOBAL ID:200903052142175148

クラッチ自動制御車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-062237
公開番号(公開出願番号):特開平11-241738
出願日: 1998年02月25日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 摩擦クラッチ13の断接がコントローラ5によって制御されるクラッチ自動制御車両では、コースティング(アクセル開度0%)時走行中のクラッチ制御は、コントローラ内のコースティング時クラッチ断接マップ5-1に従って行われる。コースティング走行から一旦停止しようとする際に、停止後の発進に備えてギヤを発進段までシフトダウンすると、クラッチ自動制御のためクラッチがつながれ、車両がガクンと引っ掛かるような走行をし、ドライバに不快感を生ぜしめていた。【解決手段】 コントローラ内に、前記マップの他、コースティング時クラッチ断フラグ5-2およびタイマ5-3を具える。コースティング走行でシフトダウンされた場合、前記マップに従えばクラッチ接すべき車速であっても直ちには適用せず、前記タイマの時間だけ待った後に適用してクラッチ制御をする。すると、車速がクラッチ断のままでよい車速まで低下しており、接されないので、前記のような不快感を生じさせることがない。
請求項(抜粋):
摩擦型のクラッチと、クラッチ位置センサと、ギヤ位置センサと、車速センサと、アクセル開度センサと、前記クラッチの断,接を制御するコントローラとを具えたクラッチ自動制御車両において、前記コントローラ内に、コースティング時のクラッチ制御に適用するコースティング時クラッチ断接マップと、コースティング時にクラッチが断とされた時にセットされ、接とされた時にリセットされるコースティング時クラッチ断フラグと、コースティング時にクラッチ接とされた時より所定時間を計時するタイマとを具え、前記コースティング時クラッチ断フラグがセットされている時にシフトダウンされ、車速が前記コースティング時クラッチ断接マップのクラッチ接の車速以上である場合には、前記タイマの所定時間経過後に該コースティング時クラッチ断接マップによる制御を行うことを特徴とするクラッチ自動制御車両。
IPC (2件):
F16D 25/14 640 ,  F16D 25/14
FI (2件):
F16D 25/14 640 Q ,  F16D 25/14 640 H
引用特許:
審査官引用 (2件)

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