特許
J-GLOBAL ID:200903052169816617

アンチロック制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長瀬 成城
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-279312
公開番号(公開出願番号):特開平7-132816
出願日: 1993年11月09日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 前輪がヨーモーメントコントロールされている状態で、後輪側の一方が低μ路側でスリップを生じており、他方が高μ路側でスリップが発生していない状態の時には、高μ路側の車輪のブレーキ減圧量を低μ路側の車輪のブレーキ減圧量に対して所定の割合で制限することにより、高μ路側のブレーキ力を有効に活用する。【構成】 ヨーモーメントコントロールが開始されて後、低μ側の車輪がロック現象を発生し、その車輪速度が敷居値VT1より小さくなると、低μ側のブレーキ液圧は減圧される。これと同時に、後輪の高μ側の車輪のブレーキ液圧もあらかじめ定めてある所定の割合に従って減圧され、高μ側の車輪には低μ側よりもやや高いブレーキ液圧が作用する。また、低μ側の車輪の速度が敷居値VT1より小さくなった状態で、高μ側の車輪速度が減圧制限解除敷居値VTよりも小さくなると、この場合には、高μ側のブレーキ液圧はこれを境に低μ側と同等に減圧され、高μ側及び低μ側の車輪のロック現象を回避する。
請求項(抜粋):
左右前輪のブレーキ圧を独立的に制御し、左右後輪のブレーキ圧を、左右後輪の内低速側の車輪速度に基づき共通に制御するアンチロックブレーキ制御方法において、左右輪が互いに異なる路面上を走行中に左右前輪のブレーキ圧がヨーモーメント制御状態となり、且つ上記低速側の後輪がアンチロックブレーキ制御状態となった時には高速側の後輪のブレーキ圧を低速側の後輪ブレーキ圧減少速度より小さい減少速度で減圧させることを特徴とするアンチロック制御方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 車両のアンチロツク制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-197452   出願人:曙ブレーキ工業株式会社
  • 特開平1-306359
  • 特開昭61-166763
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