特許
J-GLOBAL ID:200903052185283882
ERCC1発現に基づく化学療法による処方の決定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
青木 篤
, 石田 敬
, 古賀 哲次
, 西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-561063
公開番号(公開出願番号):特表2004-518429
出願日: 2001年11月29日
公開日(公表日): 2004年06月24日
要約:
本発明は、医薬に、特にガンの化学療法に有益な予後予測方法に関する。本発明の目的は、固定、又は固定され、且つパラフィンにて包埋された組織のERCC1発現レベルを評価するため、及び患者の腫瘍細胞におけるERCC1mRNAの量を試験により白金を基本とした化学療法を決定する方法を提供し、ならびにそれに対し所定の閾値発現レベルと比較する方法を提供することである。より具体的には、本発明が、オリゴヌクレオチド・プライマー対にERCC1を、及びERCC1mRNAのレベルを検出するためにこれらの使用を含む方法を提供する。
請求項(抜粋):
患者の腫瘍を治療するための白金を基礎とする化学療法を決定する方法において、
(a) 腫瘍の組織試料を得、そしてその試料を固定することによる、固定された腫瘍組織を得る工程;
(b) 固定された腫瘍組織からmRNAを単離する工程;
(c) ストリジェントな条件下ERCC1遺伝子領域にハイブリダイズする1対のプライマーを用いてmRNAの増幅を行い、増幅された試料を得る工程;
(d) 増幅された試料においてERCC1mRNA量を決定する工程;
(e) 内部コントロール遺伝子のmRNA量と、工程(d)からのERCC1mRNA量とを比較する工程;及び
(f) 増幅された試料のERCC1mRNA量、及びERCC1遺伝子発現に対する所定の閾値に基づいて白金を基本とする化学療法の構成を決定する工程;
を含む方法。
IPC (6件):
C12N15/09
, A61K31/7068
, A61K33/24
, A61P35/00
, C12Q1/68
, G01N33/50
FI (6件):
C12N15/00 A
, A61K31/7068
, A61K33/24
, A61P35/00
, C12Q1/68 A
, G01N33/50 P
Fターム (33件):
2G045AA35
, 2G045BB10
, 2G045BB50
, 2G045BB51
, 2G045CB01
, 2G045DA12
, 2G045DA13
, 2G045DA14
, 2G045FA11
, 2G045FB02
, 2G045FB12
, 2G045GC15
, 2G045JA01
, 4B024AA12
, 4B024CA01
, 4B024CA12
, 4B024HA12
, 4B063QA19
, 4B063QQ08
, 4B063QQ53
, 4B063QR32
, 4B063QR62
, 4B063QS25
, 4B063QS34
, 4B063QX01
, 4C086AA01
, 4C086EA17
, 4C086HA12
, 4C086MA01
, 4C086MA02
, 4C086MA04
, 4C086NA06
, 4C086ZB26
引用特許:
引用文献:
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