特許
J-GLOBAL ID:200903052189513998

油圧式動力伝達継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-263890
公開番号(公開出願番号):特開平10-110746
出願日: 1996年10月04日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 油圧式動力伝達継手において、油のリークによるトルク低下を防止し、コンタミ詰りによる作動不良を回避するとともに、トルクリミッタの機能をもたせる。【解決手段】 ロータリバルブ11の吐出ポート14の外側に形成される収納孔61と、収納孔61内に遠心力により移動自在に収納されるおもり部材62と、収納孔61と吐出ポート14を連通するドレーン孔66と、おもり部材62の下側に設けられドレーン孔66を閉止し遠心力によりおもり部材62が移動したときドレーン孔66を開くボール67とを設けた。
請求項(抜粋):
相対回転可能な入出力軸間に設けられ、前記一方の軸に連結され、内側面に2つ以上の山を有するカム面に形成したカムハウジングと;前記他方の軸に連結されるとともに、前記カムハウジング内に回転自在に収納され、複数のプランジャー室を軸方向に形成したロータと;前記複数のプランジャー室のそれぞれに、リターンスプリングの押圧を受けて往復移動自在に収納されるとともに、前記両軸の相対回転時に前記カム面によって駆動される複数のプランジャーと;前記ロータに形成され、前記プランジャー室に通じる吸入吐出孔と;前記ロータの端面に回転自在に摺接するとともに、前記カムハウジングとの間で所定の関係に位置決めされ、前記吸入吐出孔との位置関係によって吸入弁および吐出弁の作用をする複数の吸入ポート、吐出ポートを表面に形成したロータリバルブと、前記プランジャーの駆動による吐出油の流動により流動抵抗を発生する流動抵抗発生手段を備え;前記両軸の回転速度差に応じたトルクを伝達する油圧式動力伝達継手において、前記ロータリバルブの前記吐出ポートの外側に形成される収納孔と、該収納孔内に遠心力により移動自在に収納されるおもり部材と、前記収納孔と前記吐出ポートを連通するドレーン孔と、前記おもり部材の下側に設けられ前記ドレーン孔を閉止し遠心力によりおもり部材が移動したときドレーン孔を開くボールと、を備えたことを特徴とする油圧式動力伝達継手。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平2-275124
  • 油圧式動力伝達継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-004544   出願人:株式会社フジユニバンス
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-275124
  • 油圧式動力伝達継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-004544   出願人:株式会社フジユニバンス

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