特許
J-GLOBAL ID:200903052255078734

耐震用スリット材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沼波 知明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-188164
公開番号(公開出願番号):特開平10-018640
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 発泡合成樹脂製の芯材とその支持材との間、及び支持材と型枠との間を嵌合構造で連結し、支持腕又は板状体のような部材を用いずに型枠間に芯材を強固に固定し、緩衝材としても堰板としても良好に機能し、その固定作業及びツナギ筋の貫通を容易に行え、コスト的にも安い耐震用スリット材を提供する。芯材自体を補強層で補強し、さほどコスト上昇を招くことなく芯材の変形を防止する。施工箇所に応じて芯材の厚さを簡単に調節できるようにする。【解決手段】 コンクリート建築物の壁2と、壁に連なる柱3との接合部4付近に、壁を貫通するように埋設される耐震用スリット材であって、発泡合成樹脂よりなり、接合部付近を構築するために対向して立設される型枠5、7の間に配置される板状の芯材11と、内端が芯材の各側端に嵌合し、外端が型枠に固定される一対の支持材12、13とを備え、少なくとも一つの支持材の外端に凹陥部12c、13cを形成し、凹陥部を型枠に固定された固定部材16に嵌合した。芯材の両面に、張力に抗する補強層14を設けた。
請求項(抜粋):
コンクリート建築物の壁と、この壁に連なる柱との接合部付近に、壁を貫通するように埋設される耐震用スリット材であって、発泡合成樹脂よりなり、上記接合部付近を構築するために対向して立設される型枠の間に配置される板状の芯材と、内端が上記芯材の各側端に嵌合し、外端が上記型枠に固定される一対の支持材とを備え、少なくとも一つの支持材の外端に凹陥部が形成され、この凹陥部が型枠に固定された固定部材に嵌合するように構成したことを特徴とする耐震用スリット材。
IPC (7件):
E04H 9/02 321 ,  E04B 2/56 603 ,  E04B 2/56 ,  E04B 2/56 604 ,  E04B 2/56 611 ,  E04B 2/56 622 ,  E04B 2/56 643
FI (10件):
E04H 9/02 321 H ,  E04B 2/56 603 E ,  E04B 2/56 603 F ,  E04B 2/56 604 B ,  E04B 2/56 611 D ,  E04B 2/56 622 B ,  E04B 2/56 622 P ,  E04B 2/56 622 U ,  E04B 2/56 622 Y ,  E04B 2/56 643 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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