特許
J-GLOBAL ID:200903052264236008
超音波フェイズドアレイ送受波器
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-127188
公開番号(公開出願番号):特開2001-305217
出願日: 2000年04月27日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】【課題】 一つのフェイズドアレイとその表裏の接続方法及び最も簡単な指向性合成回路の組み合わせにより、最小寸法、最小質量となる直交4ビームの超音波ドップラー送受波器を提供すること。【解決手段】 超音波振動子を配列したフェイズドアレイの表面の結線と切替回路及び整相回路で結線方向と直角方向に位相分布を作り、位相分布方向の右上左下方向に前後2ビーム、前1ビーム、後1ビームの3種類のビームを形成し、裏面の結線と切替回路及び整相回路で結線方向と直角方向に位相分布を作り、位相分布方向の左上右下方向に前記3種類のビームと直交する左右2ビーム、左1ビーム、右1ビームの3種類のビームを形成し、表面による前後2ビームと裏面による左右2ビームの直交4ビームを同時に送信し、表面の前1ビームと後1ビーム及び裏面の左1ビームと右1ビームの直交4ビームの独立ビーム信号を同時に得る。
請求項(抜粋):
両端面に電極を有する超音波振動子を縦方向に上から下へN行、横方向に右から左へM列の総数N×Mヶを分極極性の方向を揃えて平面上に矩形配列した超音波フェイズドアレイ送受波器において、前記二方向の配列間隔を水中音波の波長をλとして[1/21/2±1/(2×21/2)]λとし、表面の電極を第1行各列の振動子及び第M列各行の振動子を起点として右1列下1行置きの右下斜め方向直線状に電気的に結線して(N+M-1)本の表面結線群とし、裏面の電極を表面から見た第N行各列の振動子及び第M列各行の振動子を起点として左1列下1行置きの左下斜め方向直線状に電気的に結線して(N+M-1)本の裏面結線群とし、表裏間で直交するところの表面結線群においては1+4k、2+4k、3+4k、4+4k(k=0,1,・・)の、裏面結線群においては1+4l、2+4l、3+4l、4+4l(l=0,1,・・)の、表裏各4グループにまとめて接続した入出力端子をF1,F2,F3,F4及びR1,R2,R3,R4として、F1-F3間とF1-F3間に接続されていない振動子の入出力端子R1-R3間又はR2-R4間のいずれか一方との2回路に、あるいはF2-F4間とF2-F4間に接続されていない振動子の入出力端子R1-R3間又はR2-R4間のいずれか一方との2回路に電気信号を入出力して、表裏各結線の並びにおいて一つ飛び間隔で電気音響の変換極性を正負交互に分布させ、音響放射面中心の垂線を中心として表面結線方向と直交する右上左下2方向に主極を有する2ビームと、前記2ビームと直交する左上右下2方向に主極を有する2ビームとからなる直交4ビームを同時に形成することを特徴とする超音波フェイズドアレイ送受波器。
IPC (4件):
G01S 7/521
, B06B 1/06
, H04R 1/44 330
, H04R 17/00 332
FI (4件):
B06B 1/06 Z
, H04R 1/44 330 K
, H04R 17/00 332 Y
, G01S 7/52 A
Fターム (21件):
5D019AA06
, 5D019AA25
, 5D019BB02
, 5D019BB19
, 5D019FF02
, 5D107AA13
, 5D107CC01
, 5D107CC12
, 5D107CC13
, 5J083BC13
, 5J083BD06
, 5J083CA01
, 5J083CA13
, 5J083CA14
, 5J083CA38
, 5J083CB02
, 5J083CB09
, 5J083CB16
, 5J083CB18
, 5J083CC05
, 5J083DA01
引用特許:
出願人引用 (7件)
-
特開平2-201284
-
超音波探触子
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-208104
出願人:株式会社東芝
-
二次元アレイ送受波器およびビーム形成器
公報種別:公表公報
出願番号:特願平10-517666
出願人:ロウ-デインズインストルメンツ,インコーポレイテッド
全件表示
前のページに戻る