特許
J-GLOBAL ID:200903052361355488
合成繊維ケーブルの廃棄時期を識別する装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-047512
公開番号(公開出願番号):特開平8-261972
出願日: 1996年03月05日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【課題】 エレベータ用合成繊維ケーブル(5)の廃棄時期を特定することができる装置を提供する。【解決手段】 廃棄時期を識別する原理は、特性が異なる2種類の繊維を組み合わせて1本のストランド(18)にすることを基本としている。一方の繊維であるアラミド繊維は、曲げ疲労強度および比膨張率が高い。もう一方の繊維である導電性カーボン繊維(19)は、アラミド繊維よりも強度が低い。どちらの繊維も1本のストランドに撚り合わされる。エレベータ運転時に、伸びが大きすぎるか、または曲げサイクルの繰り返し数が多すぎるか、いずれかの理由により、カーボンインジケータ繊維(19)はストランド(18)の支持アラミド繊維よりも早期に破損または破断する。破損したカーボンインジケータ繊維(19)の本数は、電圧源を利用して確認することができる。ケーブル(5)の残存支持能力を確保するには、カーボンインジケータ繊維(19)のごく一部しか破断してはならない。カーボンインジケータ繊維が破断した場合、エレベータはあらかじめ定めた停止位置に自動的に移動し、電源が切れる。
請求項(抜粋):
複数のストランド層(13、14、16)から成り、ストランド(18)がアラミド繊維(20)と導電性カーボンインジケータ繊維(19)で構成される、エレベータ用合成繊維ケーブル(5)の廃棄時期を識別する装置であって、カーボンインジケータ繊維(19)の比膨張率および曲げ疲労強度がアラミド繊維(20)よりも低くなるように前記カーボンインジケータ繊維の寸法が定められることを特徴とする装置。
IPC (4件):
G01N 27/20
, G01N 3/56
, G01N 21/84
, G01N 21/89
FI (4件):
G01N 27/20 A
, G01N 3/56 A
, G01N 21/84 D
, G01N 21/89 E
引用特許:
審査官引用 (2件)
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複合可動電線
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-201320
出願人:吉野川電線株式会社, 株式会社ブリヂストン
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特開昭54-057740
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