特許
J-GLOBAL ID:200903052416293509

固定具およびこれを含む補綴具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-525918
公開番号(公開出願番号):特表平11-504844
出願日: 1997年01月16日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】本発明は骨組織に形成された空洞部(32)に恒久的に挿入、定着される固定具に関する。この固定具(1,2)は、固定部材(2)を含み、この固定部材(2)は挿入端面(10)と、ネジ山付き円柱状周面(6)と、周方向に離間する複数の切削凹部(9)とを備えている。この切削凹部(9)は挿入端面(10)の近傍のネジ山付き周面(6)の前方セルフ・タップ端部(7)にて、かつ挿入端面(10)に対し軸方向に開口するようにして形成されている。ネジ山付き周面(6)の後方非セルフ・タップ端部(8)には周方向に離間する複数の組織収集、組織分配溝(17)が形成されている。これらの溝(17)は外側に向けて放射状に開口し、少なくとも部分的に固定部材(2)の長手方向に沿って延出している。各溝(17)はその先方端部で切削凹部(9)の1つと連通し、切取られた骨物質を集め、固定具(1,2)の挿入時にこの切取られた骨物質(B)を空洞(32)の周りに分配すべく、集められた骨物質を溝(17)の外に放射状に案内するようになっている。
請求項(抜粋):
骨組織に形成された空洞部(32)に恒久的に挿入、定着される固定具(1、2)であって、固定部材(2)を含み、該固定部材(2)は、挿入端面(10)と、ネジ山を有する円柱状周面(6)と、周方向に離間する複数の切削凹部(9)とを備え、該切削凹部(9)は挿入端面の近傍のネジ山付き周面の前方セルフ・タップ端部(7)にて、かつ挿入端面(10)に対し軸方向に開口するようにして形成されていて; 前記固定部材(2)は、さらにネジ山付き周面(6)の後方非セルフ・タップ端部(8)に形成された周方向に離間する複数の組織収集、組織分配溝(17)を含み、前記溝(17)は、外側に向けて放射状に開口し、少なくとも部分的に前記固定部材(2)の軸方向に沿って延出しており、前記各溝(17)は、その先方端部で前記切削凹部(9)の一つと連通し、切取られた骨物質(B)を集め、前記固定具(1、2)の挿入時に、この切取られた骨物質(B)を前記空洞部(32)の周りに分配すべく、集められた骨物質を溝外に放射状に案内するようにしたことを特徴とする固定具。
IPC (3件):
A61F 2/36 ,  A61C 8/00 ,  A61B 17/58 315
FI (3件):
A61F 2/36 ,  A61C 8/00 Z ,  A61B 17/58 315
引用特許:
審査官引用 (7件)
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