特許
J-GLOBAL ID:200903052429958291

赤外線ガス分析計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-126540
公開番号(公開出願番号):特開平10-318922
出願日: 1997年05月16日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 赤外光の強度変化、検出器の感度変化、セル内面の汚れなどがあっても安定して測定を行うことができる圧力変調方式の赤外線ガス分析計を提供する。【解決手段】 赤外光源3を点灯して赤外光源3からの赤外線を試料セル1に照射するとともに、ポンプ9を作動させて試料ガスを試料セル1に流通させた状態で、制御回路13によって電磁弁7をオンオフ制御して試料セル1内の圧力を変化させる。このとき、モータ12が電磁弁7のオンオフ周期と同じ周期の交流信号によって電磁弁7と同期して回転駆動され、試料セル1に入射する赤外線が電磁弁7と同期して入射、遮断を繰り返す。そして、検出器4の出力が入力される信号処理回路5は赤外線の断続に同期して検出器信号の信号毎の正の部分の面積をそれぞれ積分するとともに、その積分値の比を求め、その値よりガス濃度を演算する。
請求項(抜粋):
試料ガスによる赤外線の吸収特性を利用してガス中に含まれる特定成分の濃度を測定する赤外線ガス分析計において、試料ガスが入る試料セルと、試料セルに赤外光を投射する光源と、試料セルを通過した光の強度を検出する検出手段と、試料セル内の試料ガスの圧力を変化させ二つの異なる圧力を設定することができる圧力制御手段と、赤外光を圧力変化と同期して断続して入射させる光断続手段と、二つの異なる圧力における検出値の比に基づき、試料ガスに含まれる特定成分の濃度を算出する算出手段とを備えることを特徴とする赤外線ガス分析計。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • ガス分析方法とその装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-087064   出願人:インスティトウト・フレゼニイウス・ヘミッシエ・ウント・ビオロジィッシエ・ラボラトリエン・ゲ.エム.ベ.ハ.
  • ガス濃度測定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-088438   出願人:日新電機株式会社
  • 赤外線ガス分析計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-300078   出願人:株式会社島津製作所

前のページに戻る