特許
J-GLOBAL ID:200903052431214747

位相ロック・ループ回路におけるチャージ・ポンプ構造および電流供給方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-222226
公開番号(公開出願番号):特開平8-172354
出願日: 1995年08月30日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 基板ノイズおよび電源ノイズの影響を非常に受け難く、使用面積が少なく、広範囲の周波数で動作可能なPLLを提供する。【解決手段】 2つのチャージ・ポンプが位相/周波数検出器に接続され、両方のチャージ・ポンプが位相/周波数検出器からの増分パルスと減分パルスを受け取る。一方のチャージ・ポンプは従来の方法でループ・フィルタ・キャパシタに接続され、このループ・フィルタ・キャパシタが電圧/電流変換器に接続され、電圧/電流変換器の出力が電流制御発振器に入力される。もう一方のチャージ・ポンプは、電流制御発振器に直接接続され、その信号を電圧/電流変換器からの信号と合成して、電流制御発振器に入力される信号を供給する。この方式は、PLLのフィルタ内の空間を要する抵抗器をなくしたものである。
請求項(抜粋):
それへの入力として基準クロック信号と回路出力信号を受け取り、基準クロック・サイクルと回路出力信号の位相差に応答する幅を有する増分パルスと減分パルスを出力する位相/周波数検出器と、電圧/電流変換器と、電圧/電流変換器の入力に接続されたループ・フィルタ・キャパシタと、電流制御発振器とを含み、電流制御発振器の入力が電圧/電流変換器の出力に接続されている位相ロック・ループ回路において、第1および第2のチャージ・ポンプであって、それぞれの入力が増分パルスと減分パルスを受け取るために前記位相/周波数検出器の出力に接続され、それぞれのチャージ・ポンプが前記増分パルスと減分パルスの幅の差に比例する結果である充電/放電パルスを出力するように構成され、a)前記第1のチャージ・ポンプが、前記充電/放電パルスをループ・フィルタ・キャパシタに出力するように接続され、b)前記第2のチャージ・ポンプが、その充電/放電パルスを電流制御発振器の入力に出力するように接続されている第1および第2のチャージ・ポンプを含むことを特徴とする、チャージ・ポンプ構造。
IPC (2件):
H03L 7/093 ,  H03L 7/10
FI (2件):
H03L 7/08 E ,  H03L 7/10 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平1-289317
  • 特開平2-013131
  • 特開平2-013131
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