特許
J-GLOBAL ID:200903052445650981

ベーンポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森 哲也 ,  内藤 嘉昭 ,  崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-248504
公開番号(公開出願番号):特開2006-063904
出願日: 2004年08月27日
公開日(公表日): 2006年03月09日
要約:
【課題】 遠心力のみでベーンをカム面に押し付ける力が作用するポンプの回転領域においてベーン及びカム面等の摺動部のフリクションを低下させて燃費の向上を図ることができるベーンポンプを提供する。【解決手段】 ベーンポンプ2の回転数が上昇していくと、第1油路24に流れ込む吐出圧P1の流量Qが次第に増大していき、絞り26前後の差圧ΔPが大きくなっていき、ライン圧P2に対して大きな値となる吐出圧P1が第1受圧面42に作用する。そして、第1受圧面42に作用した力がリターンスプリング34のスプリング力FSPに抗する力となるので、バルブスプール32が移動し、第1ポート36及び第2ポート38の連通路が徐々に狭くなっていき、第2ポート38とドレーンポート40とが徐々に連通していく。これにより、背圧Pbの値が徐々に低下していくので、背圧Pbによるベーン12の押し付け力も徐々に低下していく。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内周にカム面を設けたカムリングと、このカムリング内で回転するロータと、このロータの外周に設けた複数のベーン収納溝に挿入され、前記ロータの回転による遠心力の作用で径方向外方に移動して前記カム面に摺動する複数のベーンと、前記カム面、前記ロータの外周及び前記複数のベーンで囲まれる空間に画成され、前記ロータの回転により容積変化するポンプ室を備えたベーンポンプにおいて、 前記ベーン収納溝に設けた背圧室に背圧を供給することで、前記ベーンを前記カム面に押し付けるための押し付け力を発生させるとともに、前記ベーンが前記カム面から離れない押し付け力を前記遠心力の作用のみにより発生することができる前記ロータの回転数を基準ロータ回転数とすると、少なくとも前記ロータの回転数が前記ロータ基準回転数まで上昇するまでの間、前記背圧室に供給される背圧を徐々に減少させて前記背圧による押し付け力を連続的に低下させていく制御を行うベーン背圧制御手段を設けたことを特徴とするベーンポンプ。
IPC (2件):
F04C 2/344 ,  F04C 15/00
FI (2件):
F04C2/344 341C ,  F04C15/00 A
Fターム (19件):
3H040AA03 ,  3H040BB01 ,  3H040BB11 ,  3H040CC05 ,  3H040CC09 ,  3H040CC14 ,  3H040CC18 ,  3H040DD11 ,  3H040DD18 ,  3H040DD39 ,  3H044AA02 ,  3H044BB05 ,  3H044CC04 ,  3H044CC12 ,  3H044CC16 ,  3H044CC19 ,  3H044DD09 ,  3H044DD27 ,  3H044DD38
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • ベーンポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-318115   出願人:光洋精工株式会社
  • 特開昭62-017386
  • 気体圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-253743   出願人:カルソニックコンプレッサー製造株式会社
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審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-017386
  • 気体圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-253743   出願人:カルソニックコンプレッサー製造株式会社
  • 気体圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-307281   出願人:セイコーインスツルメンツ株式会社

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