特許
J-GLOBAL ID:200903052458247914

基準回路および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大貫 進介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-241071
公開番号(公開出願番号):特開平11-134048
出願日: 1998年08月12日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 温度に独立した基準電圧を与える基準回路を提供する。【解決手段】 基準回路は、ベース-エミッタ電圧|VBE|の電圧差ΔVを与える2つのバイポーラ・トランジスタを有し、更に、ΔVから得られる電流IR1と、一方のバイポーラ・トランジスタのベース-エミッタ電圧から得られる電流IR2とを加算し、電流IR1,IR2の温度係数を補償する2つの抵抗を有する。基準回路は、電圧転送部を有し、これらがΔVを抵抗に転送することにより、抵抗はバイポーラ・トランジスタにほぼ負荷をかけない。電圧転送部は、n-チャネルFETから成る入力段を有する。バイポーラ・トランジスタに結合された制御部が、温度変化に対して電圧転送部の入力電圧(|VCE|)を調節することによって、n-チャネルFETは活性領域において動作する。制御部は、n-FETのドレイン-ソース間電圧と同様に、温度およびプロセスに依存する電圧VDSREFを与える電圧源を有する。
請求項(抜粋):
基準回路(200)であって:第1電流I1 および第1電流密度J1 を有し、第1ベース-エミッタ間電圧|VBE1 |を与える第1トランジスタ(216);第2電流I2 および第2電流密度J2 を有し、第2ベース-エミッタ間電圧|VBE2 |を与える第2トランジスタ(226);前記第1トランジスタ(216)に結合された第1電圧転送部(260);前記第2トランジスタ(226)に結合された第2電圧転送部(270);値R1 を有し、前記第1電圧転送部(260)によって前記第1トランジスタ(216)に結合され、更に前記第2電圧転送部(270)によって前記第2トランジスタ(226)に結合された第1抵抗(210)であって、実質的に前記第1電流I1 または前記第2電流I2 から得られたのではない第3電流IR1=(|VBE1 |-|VBE2 |)/R1 が通過する第1抵抗(210);および値R2 を有する第2抵抗(220)であって、前記第1電圧転送部(260)によって前記第1トランジスタ(216)に結合され、実質的に前記第1電流I1 から得られたのではない第4電流IR2が通過する第2抵抗(220);から成り、前記基準回路(200)において,前記第3電流IR1,および前記第4電流IR2が加算され、基準電流IM として与えられることを特徴とする基準回路(200)。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 基準電圧回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-033674   出願人:株式会社東芝
  • 基準電圧発生回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-047025   出願人:旭化成マイクロシステム株式会社
  • 特開昭61-145616

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