特許
J-GLOBAL ID:200903052460389300
タイヤの設計方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
蔦田 璋子
, 蔦田 正人
, 中村 哲士
, 富田 克幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-034156
公開番号(公開出願番号):特開2005-225290
出願日: 2004年02月10日
公開日(公表日): 2005年08月25日
要約:
【課題】 アイスハンドリング性能とドライハンドリング性能といった2つのタイヤ性能の両立を図ることができる効率的なタイヤの設計方法を提供する。【解決手段】 基準となるFEMモデルを作成し(10)、第1のタイヤ性能を表す第1目的関数と第2のタイヤ性能を表す第2目的関数を定めるとともに、複数の設計変数を定める(12)。実験計画法に基づいて設計変数の値を変えた複数個のFEMモデルを作成し(14)、各FEMモデルについて第1及び第2目的関数を演算する(16)。次いで、分散分析を実施し(18)、その結果から各設計変数の寄与率を求め(20)、第1目的関数への寄与率が大きくかつ第2目的関数への寄与率が小さい設計変数と、第2目的関数への寄与率が大きくかつ第1目的関数への寄与率が小さい設計変数を選択し(22)、選択した設計変数を設計因子としてタイヤを設計する(26)。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
(a)基準となるタイヤの有限要素モデルを作成するステップと、
(b)第1のタイヤ性能を表す第1目的関数と第2のタイヤ性能を表す第2目的関数を定めるとともに、タイヤ構成に変更を与える複数の設計変数を定めるステップと、
(c)前記の基準となる有限要素モデルから実験計画法に基づいて前記複数の設計変数の値を変えた複数個の有限要素モデルを作成し、これら各有限要素モデルについて前記第1目的関数及び第2目的関数を演算するステップと、
(d)ステップ(c)の演算結果を用いて分散分析を実施するステップと、
(e)前記分散分析の結果から、前記第1目的関数及び第2目的関数に対する前記各設計変数の寄与率を求め、前記第1目的関数への寄与率が大きくかつ前記第2目的関数への寄与率が小さい設計変数と、前記第2目的関数への寄与率が大きくかつ前記第1目的関数への寄与率が小さい設計変数とを選択するステップと、
(f)ステップ(e)で選択した設計変数を設計因子としてタイヤを設計するステップと、を含むタイヤの設計方法。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (4件)