特許
J-GLOBAL ID:200903052504039884

対物光学系、光ピックアップ装置、及び光ディスクドライブ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-149310
公開番号(公開出願番号):特開2006-012393
出願日: 2005年05月23日
公開日(公表日): 2006年01月12日
要約:
【課題】 位相構造の作用により、高密度光ディスクとDVDとCDとの保護層厚みの差による球面収差等を補正でき、400nm近傍、650nm近傍、780nm近傍の何れの波長領域においても高い光利用効率が得られ、更には、高密度光ディスクに対する設計性能に優れる対物光学系、光ピックアップ装置及び光ディスクドライブ装置を提供する。【解決手段】 本発明の対物光学系は収差補正素子と対物レンズとから構成される。また、収差補正素子はベースレンズと樹脂層を積層して構成され、その境界面には回折構造が形成される。そして、ベースレンズのd線におけるアッベ数と樹脂層のd線におけるアッベ数の差Δνdが以下の式を満たし、ベースレンズの第1波長λ1における屈折率と樹脂層の第1波長λ1における屈折率の差Δn1が以下の式を満たす。20<|Δνd|<40、|Δn1|>0.02【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1光源から射出される第1波長λ1の第1光束を用いて厚さt1の保護層を有する第1光ディスクに対して情報の記録及び/又は再生を行い、第3光源から射出される第3波長λ3(>λ1)の第3光束を用いて厚さt3(>t1)の保護層を有する第3光ディスクに対して情報の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置に用いられる対物光学系であって、 前記対物光学系は、収差補正素子と、該収差補正素子を通過した前記第1光束及び前記第3光束を、それぞれ、前記第1光ディスク及び前記第3光ディスクの情報記録面上に集光させるための対物レンズとから構成され、 前記収差補正素子は、ベースレンズと該ベースレンズの表面に樹脂層を積層した構成を有し、前記ベースレンズと前記樹脂層の境界面には輪帯状の段差を有する第1の回折構造が形成され、前記第1の回折構造の巨視的な湾曲であるベースカーブが非球面、又は球面に構成され、前記ベースレンズのd線におけるアッベ数と前記樹脂層のd線におけるアッベ数の差Δνdが以下の(1)式を満たすとともに、前記ベースレンズの前記第1波長λ1における屈折率と前記樹脂層の前記第1波長λ1における屈折率の差Δn1が以下の(2)式を満たすことを特徴とする対物光学系。 20<|Δνd|<40 (1) |Δn1|>0.02 (2)
IPC (4件):
G11B 7/135 ,  G02B 5/18 ,  G02B 13/00 ,  G02B 13/18
FI (5件):
G11B7/135 Z ,  G11B7/135 A ,  G02B5/18 ,  G02B13/00 ,  G02B13/18
Fターム (31件):
2H049AA04 ,  2H049AA16 ,  2H049AA57 ,  2H049AA63 ,  2H049AA64 ,  2H087KA13 ,  2H087LA01 ,  2H087PA02 ,  2H087PA17 ,  2H087PB02 ,  2H087QA01 ,  2H087QA02 ,  2H087QA06 ,  2H087QA07 ,  2H087QA14 ,  2H087QA21 ,  2H087QA32 ,  2H087QA34 ,  2H087QA41 ,  2H087RA05 ,  2H087RA12 ,  2H087RA13 ,  2H087RA34 ,  2H087RA46 ,  5D789AA41 ,  5D789BA01 ,  5D789EC01 ,  5D789JA09 ,  5D789JA44 ,  5D789JB03 ,  5D789JB04
引用特許:
出願人引用 (3件)

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