特許
J-GLOBAL ID:200903052504376880

飲み物を加熱冷却するための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-501819
公開番号(公開出願番号):特表2000-514170
出願日: 1997年06月10日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】飲み物の加熱冷却装置は、少なくとも1つの取り外し可能なの未聞容器保持チャンバを有する。各チャンバは、チャンバの側壁開口を通して突出する伝熱部材へと飲み物容器を付勢するスプリング機構アセンブリを有する。電子式コントローラは、前記伝熱部材に接続された熱電式加熱冷却エレメントの動作を制御する。前記電子式コントローラは、温度スイッチが伝熱部材を所望の温度範囲に維持できない場合に、過熱から装置を保護するための温度ヒューズを有する。イグニッションを止めた自動車内で使用するとき、コントローラ内の自動タイマーは、所定時間後に該ユニットを遮断して電力を節減する。
請求項(抜粋):
1.飲み物容器内の少なくとも1つの飲み物のための加熱冷却装置であって: 第1の熱電式加熱冷却エレメントと; 第1面および第2面を有し、この第2面が前記エレメントに熱的に接続され ている第1の伝熱部材と; 前記エレメントの加熱冷却機能を制御するために前記エレメントへの直流電 流の適用を制御する電子式コントローラと; 側壁および底部により形成された第1の容器保持チャンバを有する飲み物容 器ホルダであって、前記側壁における第1開口を貫通して前記伝熱部材の第1 面が前記チャンバ内に突出する前記飲み物容器ホルダと;を有し、 前記ホルダは、前記第1面を飲み物容器の一部に当接させた状態で、前記飲 み物容器を収容して保持することを特徴とする装置。2.請求の範囲第1項に記載の装置であって、更に、前記ホルダに装着されたス プリング部材を具備し、該スプリング部材は、前記飲み物容器を前記第1面に 対して付勢するために設けられている装置。3.請求の範囲第2項に記載の装置であって、前記側壁は前記第1開口の反対側 の凹部またはスロットを含んでおり、該凹部は、前記スプリング部材を適正な 位置に取り外し可能に保持するように設けられている装置。4.請求の範囲第1項に記載の装置であって、前記第1のチャンバおよび前記第 1の伝熱部材のうちの一方は対向するガイドチンネルを有し、前記第1のチャ ンバおよび前記第1の伝熱部材のうちの他方は対向する相補的なガイドレール を有し、これらガイドチャネルおよびガイドレールによって、前記第1のチャ ンバーは取り外し可能に前記第1の伝熱部材に保持される装置。5.請求の範囲第1項に記載の装置であって、更に、第2の熱電式加熱冷却エレ メントと、第1面および第2面を有し且つ該第2面が前記第二のエレメントに 熱的に接続されている第二の伝熱部材とを具備し、また前記容器ホルダは、更 に、側壁および底部により形成される第2の容器保持チャンバを含み、該第二 のチャンバの側壁には開口が設けられており、該開口を貫通して前記第二の伝 熱部材の第1面が突出し、前記ホルダは、前記第1および第2の伝熱部材の第 1面を前記飲み物容器の一部に当接させた状態で、前記2つの飲み物容器を収 容して保持するようになっている装置。6.請求の範囲第5項に記載の装置であって、前記第1のチャンバは前記第2の チャンバとは別個のものであり、また前記第1および第2のチャンバの夫々が 前記装置から取り外し可能である装置。7.請求の範囲第5項に記載の装置であって、前記電子式コントローラは更に、 前記第2のエレメントへの直流電流の適用を制御して、その加熱冷却機能を制 御する装置。8.請求の範囲第5項に記載の装置であって、更に、前記第1および第2のホル ダの夫々に装着されたスプリング部材を具備し、該スプリング部材は、2つの 飲み物容器を前記第1および第2の伝熱部材の第1面に対して付勢するように なっている装置。9.請求の範囲第8項に記載の装置であって、前記第1および第2のチャンバの 夫々の側壁は、前記第1および第2のチャンバの第1開口とは反対側の凹部ま たはチャンバを含み、各凹部は、前記スプリング部材を適正な位置に取り外し 可能に保持するようになっている装置。10.請求の範囲第1項に記載の装置であって、前記コントローラは、温度ヒュー ズ、自動タイムアウトタイマー、およびインジケータドライバを含む装置。11.飲み物加熱冷却装置と共に使用するための飲み物容器ホルダであって: 側壁および底部により形成される容器保持チャンバと; 熱電式加熱冷却エレメントまたは伝熱部材が飲み物容器に接触できるように 、該前記熱電式エレメントまたは伝熱部材を、前記側壁を貫通させて収容する ように設けられた側壁貫通開口と; 前記チャンバー内に延出して、前記飲み物容器を前記熱電式エレメントまた は伝熱部材へと付勢するように設けられたスプリング部材とを具備する飲み物 容器ホルダ。12.請求項11に記載のホルダであって、前記側壁は更に、前記第1開口とは反 対側の凹部またはスロットを含み、該凹部は前記スプリング部材を取り外し可 能に収容する大きさであるホルダ。13.飲み物容器内の少なくとも1つの飲み物のための加熱冷却装置であって: 少なくとも1つの熱電式加熱冷却エレメントと: 第1面および第2面を有し、かつ該第2面は前記エレメントに熱的に接続さ れている少なくとも1つの伝熱部材と; 前記エレメントへの直流電流の適用を制御して、該エレメントの加熱冷却機 能を制御するための電子式コントローラであって、該コントローラは温度ヒュ ーズ、自動タイムアウトタイマーおよびインジケータドライバを含む電子式コ ントローラと; 前記飲み物容器を収容し保持するように設けられた少なくとも1つの飲み物 容器ホルダとを具備する装置。14.請求の範囲第13項に記載の装置であって、前記コントローラは複数の入力 信号を受け取って複数の制御信号を送り、また少なくとも1組の入力信号に応 答して、所定時間が経過した後に前記熱電式加熱冷却エレメントを切る装置。15.請求項13に記載の装置であって、自動車の中での使用に適用され、また前 記少なくとも1組の入力信号の1つにはイグニッション状態が含まれ、該イグ ニッション状態は「オン」を示す信号レベルから「オフ」を示す信号レベルへ と変化する装置。16.請求項13に記載の装置であって、更に、前記エレメントの動作モードを表 すインジケータライトを具備する装置。17.飲み物容器内の少なくとも1つの飲み物のための加熱冷却装置であって: 少なくとも1つの熱電式加熱冷却エレメントと; 第1面および第2面を有し、且つ該第2面は前記エレメントに熱的に接続さ れている少なくとも1つの伝熱部材と; 前記エレメントへの直流電流の適用を制御して、該エレメントの加熱冷却機 能を独立に制御するための手段と; 前記飲み物容器を収容および保持するように設けられている少なくとも1つ の飲み物容器ホルダとを具備する装置。18.請求の範囲第1項に記載の装置であって、前記制御手段は、温度ヒューズ、自動タイムアウトタイマー、およびインジケータドライバを含む装置。
IPC (2件):
F25B 21/02 ,  B60N 3/10
FI (2件):
F25B 21/02 R ,  B60N 3/10 B
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (7件)
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