特許
J-GLOBAL ID:200903052541511836

バイパス路付き給湯装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-243449
公開番号(公開出願番号):特開平11-063664
出願日: 1997年08月25日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 給湯初期に熱交換部からの湯とバイパス路からの水を混合する際、安定した出湯温度が得られる給湯装置を提供する。【解決手段】 給湯配管系10は、熱交換部2を通る受熱路19とバイパス路16を有する。追焚単独燃焼中に給湯を開始した時に、熱交換部2からの湯の温度と設定温度に基づいて目標混合比が演算され、受熱路19からの湯とバイパス路16からの水の実際の混合比が目標混合比になるように、流量制御弁GM1,GM2の開度が制御される。目標流量比にヒステリシス特性を有する不感帯を設定することにより、出湯温度のハンチングを抑制し、設定温度からのオフセットを抑制する。合流湯が通る配管の長さ、給湯開始からの経過時間、熱交換部2からの湯の温度、その湯の温度変化、出湯量に基づいて、不感帯の設定,不設定の選択をしたり、不感帯の幅を変えることにより、同様の効果が得られる。
請求項(抜粋):
熱発生部と、この熱発生部からの熱を受ける熱交換部と、給湯配管系と、制御手段とを備え、上記給湯配管系が、上記熱交換部を通る受熱路とバイパス路からなる並列回路を中途部に有し、これら受熱路とバイパス路の少なくとも一方に、上記制御手段で制御される流量制御弁が設けられた給湯装置において、上記給湯配管系には少なくとも2つのフローセンサが設けられ、一方のフローセンサは、上記バイパス路,受熱路のうちの一方に設けられ、他方のフローセンサは、上記バイパス路,受熱路のうちの他方、上記並列回路の上流側,下流側のいずれかに設けられており、上記制御手段は、給湯初期に、上記フローセンサからの検出流量に基づいて演算される受熱路からの流量とバイパス路からの流量の実際の混合比が、少なくとも上記熱交換部からの湯の温度情報と設定温度に基づいて決定された目標混合比になるように、上記流量制御弁の開度を制御し、しかも、この目標混合比を基準にして、第1不感帯と、これより狭い第2不感帯を設定し、実際の混合比が目標混合比に向かって変化し第2不感帯に達した時には、上記流量制御弁の開度制御を停止してその時の開度を維持し、実際の混合比が目標混合比から遠ざかるように変化して第1不感帯から外れた時には、上記流量制御弁の開度制御を再開することを特徴とするバイパス路付き給湯装置。
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 瞬間湯沸器及びその制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-096983   出願人:高木産業株式会社
  • 特開平3-282155
  • 給湯装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-344108   出願人:東陶機器株式会社, 日本ユプロ株式会社
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