特許
J-GLOBAL ID:200903052560636445
非水系電解質二次電池用正極活物質、その製造方法および非水系電解質二次電池
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-280226
公開番号(公開出願番号):特開2004-119172
出願日: 2002年09月26日
公開日(公表日): 2004年04月15日
要約:
【課題】アルカリ土類金属で置換したリチウム遷移金属複合酸化物の正極活物質において、原料の二次粒子形状を維持したまま、電極を形成する際の成形性、充填密度を損なわずに、電池の高容量化を図ることができる非水系電解質二次電池用正極活物質等を提供する。【解決手段】化学式:Li1+xM1-yLyO2(式中、MはCo又はNiのいずれか一種以上の金属元素、Lはアルカリ土類金属元素であり、x、yは-1.0<x≦0.2、0<y≦0.12である)で表されるリチウム複合酸化物からなる非水系電解質二次電池用正極活物質であって、リチウム複合酸化物は、球状又は楕円球状の二次粒子形状を有し、タップ密度と比表面積及びタップ密度と平均粒子径の両関係式を満たし、アルカリ土類金属は、アルカリ土類金属酸化物として偏析又は単独分離せずに、実質的に固溶していることを特徴とする非水系電解質二次電池用正極活物質等を提供した。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
化学式:Li1+xM1-yLyO2(式中、MはCoまたはNiのいずれか一種以上の金属元素、Lはアルカリ土類金属元素であり、x、yは-1.0<x≦0.2、0<y≦0.12である)で表されるリチウム複合酸化物からなる非水系電解質二次電池用正極活物質であって、
(a)上記リチウム複合酸化物は、球状または楕円球状の二次粒子形状を有し、
(b)次式(1)で示されるタップ密度(単位:g/ml)と比表面積(単位:m2/g)との関係式を満たし、
式(1): 0.8≦[(タップ密度)×10÷{(比表面積)+20}]≦1.5
(c)次式(2)で示されるタップ密度(単位:g/ml)と粒度分布D50(単位:μm)との関係式を満たし、および
式(2): 1≦{(タップ密度)×10÷(粒度分布D50)}≦3
(d)その中に含まれるアルカリ土類金属は、アルカリ土類金属酸化物として偏析または単独分離せずに、実質的に固溶していることを特徴とする非水系電解質二次電池用正極活物質。
IPC (3件):
H01M4/58
, H01M4/02
, H01M10/40
FI (3件):
H01M4/58
, H01M4/02 C
, H01M10/40 Z
Fターム (34件):
5H029AJ03
, 5H029AJ14
, 5H029AK03
, 5H029AL12
, 5H029AM03
, 5H029AM05
, 5H029AM07
, 5H029BJ03
, 5H029CJ02
, 5H029CJ08
, 5H029CJ11
, 5H029DJ16
, 5H029HJ01
, 5H029HJ02
, 5H029HJ05
, 5H029HJ07
, 5H029HJ08
, 5H029HJ14
, 5H050AA08
, 5H050AA19
, 5H050BA16
, 5H050BA17
, 5H050CA08
, 5H050CB07
, 5H050FA17
, 5H050GA02
, 5H050GA10
, 5H050GA11
, 5H050HA01
, 5H050HA02
, 5H050HA05
, 5H050HA07
, 5H050HA08
, 5H050HA14
引用特許:
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