特許

J-GLOBAL ID：200903052596222230

肥大船

発明者： 藤井 昭彦 ,  木村 校優 ,  山本 虎卓 ,  山崎 江津雄
出願人/特許権者： 三井造船株式会社
代理人 (3件)： 小川 信一 ,  野口 賢照 ,  斎下 和彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-000577
公開番号（公開出願番号）：特開2006-188125
出願日： 2005年01月05日
公開日（公表日）： 2006年07月20日
要約：

【課題】 船首部に大型バルブを有する肥大船において、大型バルブの満載時の造波抵抗低減効果を活かしつつ、バラスト状態における推進性能の改善を図り、満載状態のみならず、バラスト状態における推進性能も改善できる肥大船を提供する。【解決手段】 方形係数が0.8以上で、かつ、満載航海速力がフルード数に換算した時に0.135以上の肥大船1において、船首部分に大型バルブ10と、該大型バルブ10の下にバラスト航行時の造波抵抗改善用の小型バルブ30を設けると共に、前記大型バルブ10と前記小型バルブ30のつなぎ目Ljを、該つなぎ目LjとベースラインB.L.の交点Pを中心とし、ベースラインB.L.に対して船首方向上方に10°以上で30°以下の範囲に収まるように傾斜させて構成する。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

方形係数が0.8以上で、かつ、満載航海速力がフルード数に換算した時に0.135以上の肥大船において、船首部分に大型バルブと、該大型バルブの下にバラスト航行時の造波抵抗改善用の小型バルブを設けると共に、前記大型バルブと前記小型バルブのつなぎ目を、該つなぎ目とベースラインの交点を中心とし、ベースラインに対して船首方向上方に10°以上で30°以下の範囲に収まるように傾斜させて構成したことを特徴とする肥大船。

IPC (1件)：

B63B 1/06

FI (1件)：

B63B1/06 A

引用特許：

出願人引用 (2件)

• 特許第3375743号公報
  
• バルブ付き船首部構造
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-246977   出願人：三菱重工業株式会社

審査官引用 (3件)

• 肥形船の2段式船首バルブ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-127731   出願人：三菱重工業株式会社
• バルブ付き船首部構造
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-246977   出願人：三菱重工業株式会社
• 特許第3375743号