特許
J-GLOBAL ID:200903052635965350

陶磁器用和絵具用無鉛フリット及び、このフリットを含有する陶磁器用無鉛和絵具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 紀子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-282540
公開番号(公開出願番号):特開平9-100182
出願日: 1995年10月03日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 重金属の鉛、カドミウム成分を含まず、高い化学的耐久性、透明性及び発色性を有し、750 〜780 °Cで焼き付け可能な陶磁器用和絵具及びフリットを提供する。【解決手段】 このフリットは、バッチから計算された酸化物に基づいたモル%で、60.0〜66.0%のSiO<SB>2</SB>、2.0 〜4.0 %のAl<SB>2</SB>O<SB>3 </SB>、12.0〜26.0%のB<SB>2</SB>O<SB>3</SB>、0 〜10.0%のLi<SB>2</SB>O、1.5 〜5.0 %のNa<SB>2</SB>O、2.5 〜5.0 %のK<SB>2</SB>O 、0 〜1.0 %のCaO 、0〜1.0 %のMgO 、0 〜1.0 %のSrO 、0 〜2.5 %のBaO 、1.0 〜8.0 %のZnO からなり、SiO<SB>2</SB>+Al<SB>2</SB>O<SB>3</SB> の割合が63〜68%、R<SB>2</SB>O+RO+B<SB>2</SB>O<SB>3</SB>(但し、R<SB>2</SB>O=Li<SB>2</SB>O+Na<SB>2</SB>O+K<SB>2</SB>O 、RO=CaO+MgO+SrO+BaO+ZnO)の割合が32〜37%、R<SB>2</SB>O+ROの割合が 8.5〜24.5%で、R<SB>2</SB>O>RO、Li<SB>2</SB>O/(Na<SB>2</SB>O+K<SB>2</SB>O)<4/3 、(CaO+MgO+SrO)/(BaO+ZnO)<2/3 の条件を満たす。この熱膨張係数は5×10<SP>-6</SP>〜8×10<SP>-6</SP>の範囲が好ましく、特定の遷移金属酸化物や顔料の添加により、多様な色調の陶磁器用無鉛和絵具が製造できる。
請求項(抜粋):
陶磁器用和絵具を製造するのに使用されるフリットであって、前記フリットが、バッチから計算された酸化物に基づいたモル%で、60.0〜66.0%のSiO<SB>2</SB>、2.0 〜4.0 %のAl<SB>2</SB>O<SB>3 </SB>、12.0〜26.0%のB<SB>2</SB>O<SB>3</SB>、0 〜10.0%のLi<SB>2</SB>O、1.5 〜5.0 %のNa<SB>2</SB>O、2.5 〜5.0 %のK<SB>2</SB>O 、0 〜1.0 %のCaO 、0 〜1.0 %のMgO、0 〜1.0 %のSrO 、0 〜2.5 %のBaO 、1.0 〜8.0 %のZnO からなること、及び、前記フリットにおけるSiO<SB>2</SB>+Al<SB>2</SB>O<SB>3</SB> の配合割合が63〜68%の範囲で、R<SB>2</SB>O+RO+B<SB>2</SB>O<SB>3</SB>(但し、R<SB>2</SB>O=Li<SB>2</SB>O+Na<SB>2</SB>O+K<SB>2</SB>O 、RO=CaO+MgO+SrO+BaO+ZnO)の配合割合が32〜37%の範囲で、かつ、R<SB>2</SB>O+ROの配合割合が 8.5〜24.5%の範囲であり、R<SB>2</SB>O>RO、Li<SB>2</SB>O/(Na<SB>2</SB>O+K<SB>2</SB>O)<4/3 及び(CaO+MgO+SrO)/(BaO+ZnO)<2/3 の条件を満たすことを特徴とする陶磁器用和絵具用無鉛フリット。
IPC (3件):
C04B 41/86 ,  C03C 8/04 ,  C03C 8/14
FI (3件):
C04B 41/86 B ,  C03C 8/04 ,  C03C 8/14
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る