特許
J-GLOBAL ID:200903052675824938

エンジンマウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-250020
公開番号(公開出願番号):特開2002-061709
出願日: 2000年08月21日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【目的】 効果的な防振が可能であるのみならず、小型化が可能で様々な面からコストを安価にできるエンジンマウントを得る。【構成】 本エンジンマウント10では、固定マグネット34、36と可動マグネット32との各磁界の相互作用に起因する磁気付勢力がラバーマウンティグ22に入力されるが、所定範囲内における磁気付勢力の増減はラバーマウンティグ22の弾性力の増減とは反対で且つその変化量の大きさは略同じであるため、この所定範囲内では、装置全体のばね力のばね定数が0若しくは極めて小さくなる。これにより、ラバーマウンティグ22を介した振動の伝達を効果的に遮断できる。また、可動マグネット32、固定マグネット34、36は何れも独立しているため、組み付け等のコストが安価になると共にメンテナンスも容易である。
請求項(抜粋):
磁極の向きが互いに相反する方向とされた状態で前記磁極の向きに対して直交する方向に並んで配置されると共に、前記磁極の向きに貫通した間隙が各々の間に形成された複数のマグネットと、強磁性体若しくは極性が前記間隙の貫通方向一方の側での前記複数のマグネットの極性とは反対の永久磁石により前記間隙へ挿入可能に形成されると共に、前記間隙中の所定位置を介して前記貫通方向両方向の所定範囲内では前記マグネットの磁界の影響で前記貫通方向一方の側へ付勢され、且つ、前記所定位置で当該付勢力が最大となる磁性部材と、前記間隙の貫通方向に沿った方向の一方の側に車両のエンジンが取り付けられて前記エンジンを支持すると共に、前記エンジンとは反対側で前記複数のマグネット又は前記磁性部材が一体的に連結された取付部と、前記取付部を介して前記エンジンとは反対側で車体の適宜位置に取り付けられて前記複数のマグネット及び前記磁性部材を収容すると共に、前記複数のマグネット及び前記磁性部材のうち前記取付部へ取り付けられていない側が一体的に取り付けられたフレームと、前記間隙の貫通方向に沿った方向の弾性力を有し、前記取付部と前記フレームとの間で前記取付部と前記フレームの双方へ連結されると共に、前記所定位置から前記所定範囲内の前記所定位置よりも前記貫通方向他方の側の特定位置までの特定の範囲で前記弾性力と前記磁界の影響による付勢力との合力が一定の大きさとなり、且つ、前記取付部への前記エンジンの取付状態では前記合力で前記磁性部材を前記特定の範囲内に位置させる緩衝部材と、を備えるエンジンマウント。
IPC (3件):
F16F 15/03 ,  B60K 5/12 ,  F16F 15/08
FI (3件):
F16F 15/03 G ,  B60K 5/12 F ,  F16F 15/08 W
Fターム (7件):
3D035CA05 ,  3J048AA02 ,  3J048AC08 ,  3J048BB05 ,  3J048BE08 ,  3J048DA01 ,  3J048EA01
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-268527   出願人:株式会社デルタツーリング, 株式会社ブリヂストン
  • 特開平1-203709
  • 除振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-106282   出願人:株式会社荏原製作所, 鹿島建設株式会社
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