特許
J-GLOBAL ID:200903052696576624
インクジェットヘッド
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山中 郁生 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-217378
公開番号(公開出願番号):特開平10-058675
出願日: 1996年08月19日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 圧電層の厚さを大きくした場合においても圧電層のシェアモード変形と外側圧電層の伸縮モード変形との協働に基づいて圧電体全体としての変形を大きくして変形効率を高く保持することが可能であるとともに、インク圧力室の剛性を高めて発生圧力の損失を少なくすることが可能なコストの低いインクジェットヘッドを提供する。【解決手段】 スイッチSをオンさせた際に、駆動電源Vから各第1電極26に駆動電圧が印加されることに基づき、圧電セラミック層23の両面にてその分極方向に直交する電界を発生させてシェアモードにて変形させ、同時に、外側圧電セラミック層24の分極方向と平行な電界を発生させて外側圧電層を伸縮モードにて一様に変形させるように構成する。これにより、インク圧力室21の容積が減少され、これによりインク圧力室21内のインクがインク吐出口(図示せず)から印字用紙に向かって吐出されて文字等の印字が行われる。
請求項(抜粋):
キャビティプレートに形成されるとともに一面が開放されたインク圧力室と、インク圧力室の一面を閉塞するようにキャビティプレートに固定されるとともにインク圧力室に対応する位置に形成された第1電極及びインク圧力室の周縁位置に形成された第2電極を有し、その層厚方向に分極された圧電層と、第1電極及び第2電極がそれぞれ接続される相互に異なる極性の第1端子及び第2端子が設けられた電源とを有し、電源から第1、第2電極間に駆動電圧を印加して圧電層を変形させることによりインク圧力室内のインクをインク吐出口から吐出するインクジェットヘッドにおいて、前記圧電層の一面に積層されるとともに層厚方向に分極された外側圧電層と、前記外側圧電層の片面に形成され、前記電源の第2端子に接続される外側電極とを備え、前記電源から駆動電圧を印加した際に、前記圧電層にはその分極方向と直交する電界を発生することにより圧電層をシェアモードにて変形させるとともに、前記外側圧電層にはその分極方向と平行な電界を発生することにより外側圧電層を伸縮モードにて変形させることを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (2件):
引用特許:
審査官引用 (4件)
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インク噴射装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-130281
出願人:ブラザー工業株式会社
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特開平4-263953
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インクジェットヘッド
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-343594
出願人:シチズン時計株式会社
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インクジェットヘッド
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-014472
出願人:シャープ株式会社
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