特許
J-GLOBAL ID:200903078758502230

インク噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-130281
公開番号(公開出願番号):特開平6-340067
出願日: 1993年06月01日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】 印字速度が速く、印字品質の良好なインク噴射装置を提供すること。【構成】 インク室4cからインクの噴射が行われるとすると、金属電極8dと8eに正の駆動電圧V1が、カバープレート80上のインク室4b、4dに対応した金属電極31b、31dに正の電圧V2が印加される。すると、隔壁6bと6cはインク室4cの内部方向に急速に変形し、インク滴が噴射される。このとき、インク室4b、4dの部分のカバープレート80は膨張して、インク室4b、4dの容積変化が無くなる。従って、インク室4b、4dには圧力変動がほとんど生じないので、ノズルから空気を混入することがない。また、インク室4cからの噴射が終わった後は、インク室4b、4d内部に残留圧力波がないため、直ちにインク室4b、4dからのインク噴射を行うことができる。
請求項(抜粋):
少なくとも一部を第一圧電素子で形成した隔壁で隔てられた複数のインク室と、前記隔壁の両面に形成された一対の第一電極とを有し、前記第一電極への電圧の印加により前記隔壁を変形して、前記インク室内のインクに圧力を与え、インクを噴射するインク噴射装置において、前記インク室の前記隔壁以外の少なくとも一面に形成された第二圧電素子と、前記第二圧電素子に形成された一対の第二電極と、インクを噴射するインク室の前記第一電極に電圧を印加して前記隔壁を変形させるときに、インクを噴射するインク室に隣接するインク室の前記第二電極に電圧を印加して前記第二圧電素子を変形させ、隣接するインク室の容積をほとんど変化させないように制御する制御手段とを備えたことを特徴とするインク噴射装置。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
引用特許:
審査官引用 (1件)

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