特許
J-GLOBAL ID:200903052709975884
車両室内の湿度調整方法及び湿度調整装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西浦 ▲嗣▼晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-273792
公開番号(公開出願番号):特開2005-029129
出願日: 2003年07月11日
公開日(公表日): 2005年02月03日
要約:
【課題】必要以上に湿度調整が行われることなく、しかも必要なときには確実に湿度調整を行うことができる車両室内の湿度調整方法を提供する。【解決手段】予め求めたガラスの内面が結露する場合の車外温度と室内温度との温度差と室内湿度との関係に基づいて結露が発生することを推定するために用いる第1の結露推定条件を定め、またこの条件が満たされる前に結露が発生するものと推定するために用いる第2の結露推定条件を定める。結露センサDEWが結露状態を検出しているときには、エアーコンディショナ11を作動させる。また結露センサDEWが、結露状態を検出していない場合には、最初に温度差と室内湿度と第1の結露推定条件とを用いて結露の発生を推定したときにエアーコンディショナ11を作動させる。その後は温度差と室内湿度と第2の結露推定条件を用いて結露の発生を推定したときにエアーコンディショナ11を作動させる。以後第1及び第2の結露推定条件を交互に用いて室内の湿度を調整する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
車両の車外温度またはガラスの温度を測定する第1の温度センサと、前記車両の室内温度に相当する温度を測定する第2の温度センサと、前記ガラスの前記内面上の結露状態を検出する結露センサと、前記車両の室内湿度を測定する湿度センサとを用意し、前記第1及び第2の温度センサ、前記結露センサ及び前記湿度センサの出力に基づいて、前記車両に搭載したエアーコンディショナの運転を制御することにより前記室内の湿度を調整する車両室内の湿度調整方法であって、
予め求めた前記ガラスの内面が結露する場合の前記車外温度と前記室内温度との温度差と前記室内湿度との関係に基づいて結露が発生することを推定するために用いる第1の結露推定条件を定め、
前記第1の結露推定条件が満たされる前に前記結露が発生するものと推定するために用いる第2の結露推定条件を定め、
前記結露センサが前記結露状態を検出しているときには、前記エアーコンディショナを作動させ、
前記結露センサが前記結露状態を検出していない場合には、最初に前記温度差と前記室内湿度と前記第1の結露推定条件とを用いて結露の発生を推定したときに前記エアーコンディショナを作動させ、
その後は前記温度差と前記室内湿度と前記第2の結露推定条件を用いて結露の発生を推定して前記エアーコンディショナを作動させ、
以後前記第1の結露推定条件と前記第2の結露推定条件を交互に用いて前記室内の湿度を調整することを特徴とする車両室内の湿度調整方法。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
出願人引用 (4件)
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特開平2-304343号
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特公平3-36180号
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車両における湿度制御システム
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-312826
出願人:本田技研工業株式会社
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特許第3334410号
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審査官引用 (3件)
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特開昭64-047612
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結露防止装置における制御構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-261624
出願人:株式会社ミツバ
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特開平2-304343
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