特許
J-GLOBAL ID:200903052759828378

アプリケーション共有システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-244220
公開番号(公開出願番号):特開平9-091228
出願日: 1995年09月22日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ネットワークで接続された複数のコンピュータにおいて、任意の1台のコンピュータで起動されたアプリケーション(AP)を、他のコンピュータにおいて共有する。【解決手段】 ホスト101上で起動しているホスト共有制御手段108は、共有対象アプリケーション109のビットマップイメージデータ(BMID)をマルチウインドウOS(MWOS)により取得し、ネットワーク103を介してゲスト102に転送する。ゲスト102では、ゲスト共有制御手段115が受信し、ディスプレイ113の自ウインドウ内に表示し、一方自ウインドウに対するマウス操作情報およびキーボード操作情報をネットワーク103を介してホスト101に転送する。ホスト101ではホスト共有制御手段108が転送された操作情報を受信し、共有対象AP109に対する操作であるが如くマウス操作、キーボード操作をMWOSの持つマウス情報復元手段とキーボード情報復元手段により復元する。
請求項(抜粋):
複数のコンピュータが接続されているネットワークシステム環境において、アプリケーションを動作させているホストコンピュータと、前記アプリケーションを共有する仕組みによって前記ホストコンピュータ上で動作している前記アプリケーションを共有しているゲストコンピュータが存在し、前記ホストコンピュータ上では、第1のマルチウインドウオペレーティングシステムと、前記第1のマルチウインドウオペレーティングシステム上で動作している共有の対象となる任意のアプリケーションプログラムである共有対象アプリケーションと、前記共有対象アプリケーションを共有するための前記ホストコンピュータ側の仕組みであるホスト共有制御手段が動作しており、なおかつ前記ホストコンピュータは少なくとも1つ以上の第1の入力手段と、処理内容の表示を行う第1の表示手段を有しており、また、前記ゲストコンピュータ上では、第2のマルチウインドウオペレーティングシステムと、前記ホストコンピュータの前記第1のマルチウインドウオペレーティングシステム上で動作している前記共有対象アプリケーションを共有するための仕組みであるゲスト共有制御手段が動作しており、なおかつ前記ゲストコンピュータは、少なくとも1つ以上の第2の入力手段と、処理の内容の表示を行う第2の表示手段を有しており、また、前記第1のマルチウインドウオペレーティングシステムは、画面より任意に限定された領域のビットマップを取得するビットマップ取得手段と、任意に前記第1の入力手段から第1の入力操作情報を取得する第1の入力操作情報取得手段と、前記ゲストコンピュータにおける第2の入力操作情報をあたかも前記第1のマルチウインドウオペレーティングシステムが動作している前記ホストコンピュータの前記第1の入力手段からの操作入力があったかのように再生する入力操作復元手段を有しており、前記第2のマルチウインドウオペレーティングシステムは、任意に前記第2の入力手段から前記第2の入力操作情報を取得する第2の入力操作情報取得手段と任意のビットマップ情報を表示するビットマップ表示手段を有している、このような前記ネットワークシステム環境下において、前記ホスト共有制御手段で、前記第1のマルチウインドウオペレーティングシステムが提供する前記第1の入力情報取得手段を通じて得られた前記第1の入力操作情報と前記ゲストコンピュータから前記ネットワークを通じて転送されてきた前記第2の入力操作情報とを合成する入力合成手段と、前記入力合成手段により合成された入力操作情報を前記第1のマルチウインドウオペレーティングシステムが提供する前記入力操作復元手段にて動作中の前記共有対象アプリケーションに反映する手段と、前記ホストコンピュータか前記ゲストコンピュータのいずれかで入力があったかどうかを判別する入力操作判別手段と、前記入力操作判別手段から得られる情報と、タイマによる時間計測との双方を組み合わせてトリガを発生し、前記トリガに基づいて前記ビットマップ取得手段によりビットマップを取得し、取得された前記ビットマップを符号化して、前記ネットワークを通じて前記ゲストコンピュータに伝送する機構を提供する事と、前記ゲスト共有制御手段で、前記第2のマルチウインドウオペレーティングシステムが提供する前記第2の入力操作情報取得手段から得られた自機の前記第2の入力操作情報をタイミング制御を行いながら、前記ネットワークを通じて前記ホストコンピュータに伝送する機構を提供する事で、前記ホストコンピュータで動作している前記共有対象アプリケーションの表示情報を前記ゲストコンピュータに反映し、前記ゲストコンピュータの前記第2の入力操作情報を前記ホストコンピュータの前記第1の入力操作情報と共に前記ホストコンピュータで操作している前記共有対象アプリケーションに反映する事によりマルチウインドウオペレーティングシステムが提供する機能を利用し、他に装置等の追加の必要なく実現できる事を特徴とする、アプリケーション共有システム。
IPC (3件):
G06F 13/00 354 ,  G06F 3/14 320 ,  G06F 15/00 390
FI (3件):
G06F 13/00 354 D ,  G06F 3/14 320 A ,  G06F 15/00 390
引用特許:
審査官引用 (4件)
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