特許
J-GLOBAL ID:200903052763760087

電流検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-079152
公開番号(公開出願番号):特開平10-253666
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 従来の電流検出装置では、組立後にケース内に注入するコア固定用の樹脂が必要であり、こうした電流検出装置を量産する場合には樹脂材料費のため生産コストが高くなってしまう問題点があった。また、機械的にもろい材料で形成されたコアの周囲を樹脂が包囲しているため、樹脂硬化時の熱による収縮等によりコアが割れてしまう問題点もあった。【解決手段】 本発明により、全体を収納する樹脂ケース3には、コア貫通孔2aを貫通し且つ被検出ラインを貫通させる貫通孔3aを有する筒状突出部3bが設けられ、該筒状突出部3bの外周側面とケース底面部3cと側壁部3dとによってコア収納凹部3eが形成されて成り、該コア収納凹部3eにコア2を収納し、コア収納凹部3eのコア2と対向している樹脂ケース3の上端付近の少なくとも一部を変形させることでコア2がケース3に固定されている電流検出装置1としたことで、コア固定用の樹脂を不要として、課題を解決するものである。
請求項(抜粋):
中央に被検出ラインを貫通させる貫通孔を有して前記被検出ラインを取り囲む形状に形成され且つその一部にギャップを有する磁束収束用コアと、前記ギャップに配設された感磁素子と、該感磁素子及びその信号処理を行う回路素子が実装された回路基板と、これら全体を収納する樹脂ケースとを備え、該樹脂ケースには前記コア貫通孔を貫通し且つ前記被検出ラインを貫通させる貫通孔を有する筒状突出部が設けられ、該筒状突出部の外周側面とケース底面部と側壁部とによってコア収納凹部が形成されて成る電流検出装置において、前記コアを前記コア収納凹部に収納し、前記コア収納凹部のコアと対向している樹脂ケースの上端付近の少なくとも一部を変形させることで前記コアがケースに固定されていることを特徴とする電流検出装置。
引用特許:
審査官引用 (8件)
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