特許
J-GLOBAL ID:200903052774491959

複合材補強パネルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 荒船 博司 ,  荒船 良男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-279187
公開番号(公開出願番号):特開2004-114426
出願日: 2002年09月25日
公開日(公表日): 2004年04月15日
要約:
【課題】製造コストを格段に削減しながら、高強度の熱可塑型複合材補強パネルを得ることができる複合材補強パネルの製造方法を提供する。【解決手段】角Rを持つ矩形断面の治具に複合材を積層して硬化させた後、機械加工によりL字状断面やコ字状断面等のストリンガ200を製作する。この際、ストリンガ200の角R部に、外板とストリンガ200とが接合されたときに生じる空隙を埋めるフィラを一体に成形する。外板とストリンガ200との接合では、外板を積層する下型治具30にストリンガ200を嵌入させる溝を設け、嵌入されたストリンガ200の上面が下型治具30の上面の一部をなすように固定し、これらの上に複合材を積層して硬化させる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
熱可塑型複合材料を用いて、外板及びストリンガを有する複合材補強パネルを製造する方法において、 コーナ部が滑らかな曲線とされた矩形状断面を有する成形治具に、熱可塑型複合材料を積層して、外板に接合される一面及びコーナ部を有するストリンガを製作するストリンガ製作工程と、 前記ストリンガの前記コーナ部の外面に熱可塑型複合材料を積層して、所定厚さのフィラ母材を形成するフィラ母材形成工程と、 前記フィラ母材を加工して、前記外板と前記ストリンガの前記コーナ部との間に形成される間隙を埋めるような形状のフィラを形成するフィラ形成工程と、 前記一面が露出する状態で前記ストリンガを嵌入させる凹部と、露出した前記ストリンガの前記一面とともに滑らかな平面を形成する表面と、を有する下型治具を準備する下型治具準備工程と、 前記ストリンガを前記下型治具の前記凹部に嵌入させて前記一面を露出させるストリンガ配置工程と、 前記下型治具の前記表面及び前記ストリンガの前記一面に熱可塑型複合材料を積層して、前記外板の成形及び前記外板と前記ストリンガとの接合を同時に実現させる外板成形・接合工程と、 を備えることを特徴とする複合材補強パネルの製造方法。
IPC (3件):
B29C65/70 ,  B29C70/30 ,  B32B31/00
FI (3件):
B29C65/70 ,  B32B31/00 ,  B29C67/14 E
Fターム (33件):
4F100AT00A ,  4F100AT00B ,  4F100BA02 ,  4F100BA07 ,  4F100DB12B ,  4F100DD03 ,  4F100EC15 ,  4F205AD19 ,  4F205AD21 ,  4F205AG28 ,  4F205AH31 ,  4F205HA02 ,  4F205HA03 ,  4F205HA23 ,  4F205HA34 ,  4F205HA45 ,  4F205HB01 ,  4F205HC05 ,  4F205HF01 ,  4F205HF05 ,  4F205HK24 ,  4F205HT02 ,  4F205HT26 ,  4F211AD16 ,  4F211AG03 ,  4F211AG23 ,  4F211AG28 ,  4F211TA01 ,  4F211TC06 ,  4F211TC08 ,  4F211TC21 ,  4F211TJ22 ,  4F211TQ03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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