特許
J-GLOBAL ID:200903052776480652

曲線案内装置及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 勇 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-029876
公開番号(公開出願番号):特開平10-196653
出願日: 1997年01月08日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 積載物の荷重によって摺動台および軌道レールに曲げモーメントが発生しないような構造を採用することにより、高精度の垂直方向の円弧運動の案内を可能とする。【解決手段】 上面および両側面に所定曲率の円弧に沿って形成されたボール転走溝11,12を有した曲線軌道レール1と、水平部および両袖部に軌道レール1のボール転走溝11,12に対応する位置に所定曲率の円弧に沿って形成されたボール転走溝21,22を有するとともにこのボール転走溝21,22に隣接して形成された無負荷ボール穴23,24とを有した摺動台3と、内面側にボール転走溝21,22と無負荷ボール穴23,24の各端部間を互いに連結してボール無限循環通路を形成する通路を有した側蓋5と、ボール無限循環通路内を循環し、軌道レール1のボール転走溝11,12と摺動台3のボール転走溝21,22との間で荷重を負荷する多数のボール4とを備えた。
請求項(抜粋):
垂直方向に所定の曲率で湾曲して形成され、上面が凹面又は凸面をなし、両側面に所定曲率の円弧に沿って形成されたボール転走溝を有した曲線軌道レールと、水平部とその両側より下方に向けて垂下する一対の袖部とを有して下面側に凹部を有し、かつ両袖部に前記軌道レールのボール転走溝に対応する位置に所定曲率の円弧に沿って形成されたボール転走溝を有するとともにこのボール転走溝に隣接して形成された無負荷ボール穴とを有した摺動台と、前記摺動台の前後両端面に取付けられ、内面側に前記ボール転走溝と無負荷ボール穴の各端部間を互いに連結してボール無限循環通路を形成するボール方向転換通路を有した側蓋と、前記ボール無限循環通路内を循環し、前記軌道レールのボール転走溝と前記摺動台のボール転走溝との間で荷重を負荷する多数のボールと、を備え、前記曲線軌道レールの両側面に形成されたボール転走溝は一列からなり、該軌道レールの上面に軌道レールに沿って並列してボール転走溝を形成し、前記摺動台の両袖部に形成されたボール転走溝は一列からなり、該摺動台の水平部の下面に前記軌道レールの上面のボール転走溝に対応する位置に所定曲率の円弧に沿って並列してボール転走溝を形成し、前記曲線軌道レールおよび前記摺動台に形成された相対するボール転走溝は、横断面の曲率半径が0.52より小さい範囲に設定されていることを特徴とする曲線案内装置。
IPC (2件):
F16C 29/06 ,  B23Q 1/40
FI (2件):
F16C 29/06 ,  B23Q 1/26 D
引用特許:
審査官引用 (4件)
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