特許
J-GLOBAL ID:200903052889485472

暗号化メッセージ送受信方法、送信者装置、受信者装置、暗号化メッセージ送受信システム及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮崎 昭夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-277768
公開番号(公開出願番号):特開2009-105824
出願日: 2007年10月25日
公開日(公表日): 2009年05月14日
要約:
【課題】受信者の事前設定が必要なく、且つ送受信者間の継続するメッセージについて鍵サーバによる暗号文の復号ができないようにする。【解決手段】送信者装置1は、受信者の識別子と送信者の秘密鍵から一時的な共有鍵を計算し、これを用いて送信メッセージを暗号化し、送信者の公開鍵と共に受信者装置2に送信する。鍵サーバ3が受信者装置2の認証に成功した場合、受信者の固有鍵が受信者装置2に送信され、受信者装置2が受信者の固有鍵と送信者の公開鍵とから一時的な共有鍵を計算し、メッセージを復号する。受信者装置2は、送信者の公開鍵と受信者の秘密鍵とから共有秘密鍵を計算し、受信者の公開鍵を送信者装置1に送信する。送信者装置1は、受信者の公開鍵と送信者の秘密鍵とから同一の共有秘密鍵を計算する。送信者装置1と受信者装置2とは継続して送受信するメッセージを、共有秘密鍵を用いて暗号化及び復号する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
送信者装置にてメッセージを暗号化して送信し、受信者装置にて前記暗号化されたメッセージを復号する暗号化メッセージ送受信方法であって、 前記送信者装置が、該送信者装置を用いて前記メッセージを送信する送信者の公開鍵と秘密鍵とからなる鍵ペアを生成するステップと、 前記送信者装置が、前記送信者の秘密鍵と前記受信者装置を用いて前記メッセージを受信する受信者の識別子とを基に、一時的な共有鍵を計算するステップと、 前記送信者装置が、前記一時的な共有鍵を用いて前記メッセージを暗号化し、暗号文を計算するステップと、 前記送信者装置が、前記暗号文と前記送信者の公開鍵とを前記受信者装置に送信するステップと、 前記暗号文と前記送信者の公開鍵とを受信した前記受信者装置が、通信網を介して前記受信者装置に接続された鍵サーバに前記受信者の識別子を送信するステップと、 前記鍵サーバが、前記受信者の識別子に基づき前記受信者の固有鍵を計算するステップと、 前記鍵サーバが、前記受信者の固有鍵を前記受信者装置に送信するステップと、 前記受信者装置が、前記鍵サーバから受信した前記受信者の固有鍵と、前記送信者装置から受信した前記送信者の公開鍵とに基づき前記一時的な共有鍵を計算するステップと、 前記受信者装置が、前記一時的な共有鍵を用いて、前記送信者装置から受信した前記暗号文を復号してメッセージを計算するステップと、 前記受信者装置が、前記受信者の公開鍵と秘密鍵とからなる鍵ペアを生成するステップと、 前記受信者装置が、前記受信者の秘密鍵と前記送信者の公開鍵とから共有秘密鍵を計算するステップと、 前記受信者装置が、前記受信者の公開鍵を前記送信者装置に送信するステップと、 前記受信者の公開鍵を前記受信者装置から受信した前記送信者装置が、前記受信者の公開鍵と前記送信者の秘密鍵とから前記共有秘密鍵を計算するステップとを有する暗号化メッセージ送受信方法。
IPC (1件):
H04L 9/08
FI (2件):
H04L9/00 601B ,  H04L9/00 601E
Fターム (4件):
5J104AA16 ,  5J104EA23 ,  5J104MA05 ,  5J104PA07
引用特許:
出願人引用 (3件)

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