特許
J-GLOBAL ID:200903052917262867

ジエンを含有するオレフィン供給原料のヒドロホルミル化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-069099
公開番号(公開出願番号):特開2000-159707
出願日: 1999年03月15日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】a)Pdカチオン源、b)アニオン源、c)一般式Iの1以上の二座配位子源R1R2M1RM2R3R1...(1)[M1とM2は独立にP、As又はSb;Rは架橋部に原子1〜4個を有する二価架橋基;R1とR2は独立に置換/未置換のヒドロカルビル基又は一体となって2本の結合手がM1に結合した2価の置換/未置換環状基;R3とR4は独立に置換/未置換のヒドロカルビル基又は一体となって2本の結合手がM2に結合した2価の置換/未置換環状基を表す]、d)塩化物、ヨウ化物、臭化物又はそれら混合物のハライド源を有する触媒系の存在下に、エチレン不飽和基1個を有する化合物を含む供給原料を液相で一酸化炭素および水素と反応させるヒドロホルミル化方法を提供する。【解決手段】エチレン不飽和供給原料がエチレン不飽和化合物総量基準0.005〜5重量%の1以上のジエンおよび/またはより高多重度の不飽和アルケンを含有し、また触媒系成分bが18°C水溶液のpKa値-1〜4の酸アニオン源を含む。
請求項(抜粋):
a)パラジウムカチオン源、b)アニオン源、c)下記式の1以上の二座配位子源 R1R2M1RM2R3R4 (I)[式中、M1およびM2は独立に、リン、ヒ素もしくはアンチモン原子を表し;Rは架橋部に1〜4個の原子を有する二価架橋基を表し;R1およびR2は独立に、置換もしくは未置換のヒドロカルビル基を表すか、あるいは一体となって、2本の自由結合手がM1に結合した2価の置換もしくは未置換環状基を表し;R3およびR4は独立に、置換もしくは未置換のヒドロカルビル基を表すか、あるいは一体となって、2本の自由結合手がM2に結合した2価の置換もしくは未置換環状基を表す]、およびd)塩化物、ヨウ化物および臭化物ならびにそれらの混合物からなる群から選択されるハライド源を有してなる触媒系の存在下に、1個のエチレン不飽和基を有する化合物を含む供給原料を、液相で、一酸化炭素および水素と反応させることで行われる該供給原料のヒドロホルミル化方法において、前記エチレン不飽和供給原料が、供給原料中のエチレン不飽和化合物の総量基準で0.005〜10重量%の量で1以上のジエンおよび/またはそれより多重度の高い不飽和アルケンを含有すること、ならびに前記触媒系の成分b)が、18°Cの水溶液で測定されるpKa値が-1〜4である酸のアニオン源を含むことを特徴とする方法。
IPC (7件):
C07C 29/36 ,  B01J 31/24 ,  C07B 41/02 ,  C07C 29/141 ,  C07C 31/125 ,  C07C 45/50 ,  C07B 61/00 300
FI (7件):
C07C 29/36 ,  B01J 31/24 Z ,  C07B 41/02 B ,  C07C 29/141 ,  C07C 31/125 ,  C07C 45/50 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ヒドロホルミル化方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-506767   出願人:シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー

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