特許
J-GLOBAL ID:200903052924380409

ガラスレンズ成形用型及びその製造方法並びにガラスレンズ成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿仁屋 節雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-143626
公開番号(公開出願番号):特開平8-337429
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】 ガラスの精密プレスによって、少なくとも一方の光学機能面が凹面をなしたガラスレンズを歩留まり良く安定してレンズを成形することができる成形用型及びその製造方法並びにガラスレンズ成形方法を提供する。【構成】 成形型の成形面を、ガラスレンズの凹面を成形するための凸状曲面部11と、凸状曲面部11の周囲に凸状曲面部11から外側に連続して形成されて中心軸Oとほぼ直交する平面部13と、凸状曲面部11と平面部13との境界部に形成され凸状曲面部11から連続して滑らかに変化する曲面によって平面部13に移行するように形成された境界曲面部12とを有して構成した。成形型は、荒加工工程と仕上研削工程とで成形される。仕上研削工程では、荒加工後の素材を回転させながら、高速回転する仕上研削用砥石5を素材の仕上面に接触させつつ中心軸Oから外側に向けて所定の軌跡を描くように移動させる。この成形型を胴型、上型又は下型として用いて、ガラスレンズを成形する。
請求項(抜粋):
プレス後に被成形体のプレス面を研磨等の面仕上げ処理を施すことなくレンズの光学機能面にできるガラスの精密プレス成形によって少なくとも一方の光学機能面が凹面をなしたガラスレンズを成形する際に用いられる成形用型であって、前記プレスの際に前記ガラスレンズの凹面側の転写を行なうガラスレンズ成形用型において、成形面が、前記ガラスレンズの凹面を成形するための凸状曲面部と、該凸状曲面部の周囲に該凸状曲面部から外側に連続して形成されて該凸状曲面部の光学中心軸とほぼ直交する平面に含まれる平面部と、前記凸状曲面部と平面部との境界部に形成された曲面部であって前記凸状曲面部から連続して滑らかに変化する曲面によって前記平面部に移行するように形成された境界曲面部と、を有することを特徴とするガラスレンズ成形用型。
IPC (2件):
C03B 11/08 ,  C03B 11/00
FI (2件):
C03B 11/08 ,  C03B 11/00 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 光学レンズ及びその成形用型
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-094636   出願人:キヤノン株式会社
  • 特開平1-188437
  • 特開昭63-297233
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