特許
J-GLOBAL ID:200903052938799607
共有結合で閉鎖された環状DNAを精製するための新規な方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
塩澤 寿夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-260327
公開番号(公開出願番号):特開2000-093171
出願日: 1999年09月14日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 ccc DNAをゲノムDNAから分離するための標準プロトコルを改良する。【解決手段】 本発明は、単細胞生物、好ましくは細菌に由来する、実質的にゲノムDNAを含まない共有結合で閉鎖された環状の(ccc)DNAを製造する方法に関する。本発明の方法は、清澄化されたライゼートをイソプロパノールで沈殿させ、沈殿物の洗浄と再懸濁の後、ニックを含むか、遊離の3’-もしくは5’-末端を含みccc DNAではない線状DNAまたは環状DNAを切断するヌクレアーゼによりゲノムDNAを消化する段階を含む。最後に精製されたccc DNAが、消化段階の生成物の残りから前記生成物をイオン交換物質と接触させることにより分離される。好ましくは、分離段階は陰イオン交換カラムを使用するクロマトグラフィーである。本発明はまた、本発明の方法により得られた精製ccc DNA、前記ccc DNAを含む医薬組成物、並びに本発明の方法を実施するためのキットにも関する。
請求項(抜粋):
単細胞生物から実質的にゲノムDNAを含まない共有結合で閉鎖された環状(ccc)DNAを製造する方法であって、下記の段階、(a) 0.6〜5容量のアルコールにより前記単細胞生物の清澄化されたライゼートを沈殿させ、(b) アルコール性溶液により沈殿物を洗浄し、(c) 沈殿物を再懸濁し、(d) ニックを含むか、遊離の3’-もしくは5’-末端を含みccc DNAではない線状DNAまたは/及び環状DNAを切断するヌクレアーゼによりゲノムDNAを消化し、(e) 段階(d)の生成物を陰イオン交換物質に接触させることにより段階(d)の生成物の残りから精製ccc DNAを分離することを含む前記方法。
IPC (7件):
C12N 15/00
, A61K 31/7088
, C12N 15/09
, C12P 19/34
, C12Q 1/34
, A61K 48/00
, C12R 1:19
FI (6件):
C12N 15/00 Z
, A61K 31/7088
, C12P 19/34
, C12Q 1/34
, A61K 48/00
, C12N 15/00 A
引用特許: