特許
J-GLOBAL ID:200903052945948391

組立式カムシャフト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-180396
公開番号(公開出願番号):特開2001-012215
出願日: 1999年06月25日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】【課題】 外嵌部品に生じる残留引張応力集中の緩和を図った組立式カムシャフトを提供する。【解決手段】 カムローブ5の内周面に形成された凹状スキャロップ溝9の溝幅bは中空シャフト3の外周部に形成される凸条17の幅b’より大きく設定され、その比は114%となっている。これにより、凸条17が凹状スキャロップ溝9に強く圧接することがなくなり、その結果、従来装置で問題となっていたカムローブ5における局部的な残留引張応力集中が殆ど発生しなくなり、この残留引張応力集中に起因する割れ等の遅れ破壊も起こらなくなった。
請求項(抜粋):
内周面に複数の凹状スキャロップ溝を有する外嵌部品を中空シャフトに外嵌させた後、前記凹状スキャロップ溝に対応する複数の加工突起を有する拡管マンドレルを前記中空シャフト内に挿通させ、当該中空シャフトの外周面を当該外嵌部品の内周面に圧接させると同時に、当該中空シャフトの外周面に前記凹状スキャロップ溝に圧着・係合する凸条を形成させることにより、当該中空シャフトと当該外嵌部品との結合・固着を実現する組立式カムシャフトにおいて、前記凹状スキャロップ溝の溝幅を前記凸条の幅より大きく設定したことを特徴とする組立式カムシャフト。
IPC (2件):
F01L 1/04 ,  B21D 39/00
FI (2件):
F01L 1/04 H ,  B21D 39/00 C
Fターム (9件):
3G016AA02 ,  3G016AA08 ,  3G016AA19 ,  3G016BA25 ,  3G016CA04 ,  3G016CA06 ,  3G016CA13 ,  3G016CA32 ,  3G016FA08
引用特許:
審査官引用 (1件)

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