特許

J-GLOBAL ID：200903052960066125

歩行者シミュレーションシステム

発明者： 渡辺 仁史 ,  木村 謙 ,  吉田 克之 ,  竹市 尚広
出願人/特許権者： 学校法人早稲田大学 ,  株式会社竹中工務店
代理人 (1件)： 北村 周彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-281283
公開番号（公開出願番号）：特開2005-050117
出願日： 2003年07月28日
公開日（公表日）： 2005年02月24日
要約：

【課題】 歩行者の自然な群集行動を再現可能な歩行者シミュレーションシステムを提供する。【解決手段】 本発明は、群集行動を予測するオブジェクト指向の歩行者シミュレーションシステムにおいて、各室毎且つ各室の目標物毎に距離ポテンシャルを格子点上に生成した距離格子を生成する手段と、各歩行者に対して他のオブジェクトとの衝突を判定する衝突判定領域を面データとして与える手段と、前記距離格子に基づいて各歩行者の目標物への方向を決定する手段と、前記衝突判定領域の重なりの有無により歩行者の衝突の判定を行う手段と、前記衝突の判定により衝突が発生しなくなるまで歩行者の位置の計算を行う手段とを備えていることを特徴とし、複数の目標物がある場合に歩行者が妥当な目標物を的確に選択することができ、歩行者の自然な群集行動を再現することができる。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

群集行動を予測するオブジェクト指向の歩行者シミュレーションシステムにおいて、 各室毎且つ各室の目標物毎に距離ポテンシャルを格子点上に生成した距離格子を生成する手段と、 各歩行者に対して他のオブジェクトとの衝突を判定する衝突判定領域を面データとして与える手段と、 前記距離格子に基づいて各歩行者の目標物への方向を決定する手段と、 前記衝突判定領域の重なりの有無により歩行者の衝突の判定を行う手段と、 前記衝突の判定により衝突が発生しなくなるまで歩行者の位置の計算を行う手段と、 を備えていることを特徴とする歩行者シミュレーションシステム。

IPC (1件)：

G06F19/00

FI (1件)：

G06F19/00 110

引用特許：

出願人引用 (1件)

• 集団避難行動予測方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-117748   出願人：株式会社日立製作所

審査官引用 (2件)

• 集団避難行動予測方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-117748   出願人：株式会社日立製作所
• 誘導管理システム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-236943   出願人：末松孝司

引用文献：

審査官引用 (3件)

• 避難行動解析へのポテンシャルモデルの応用
• ポテンシャルモデルとVRを組み合わせた新しい避難シミュレーションツールの開発
• 歩行者動線シミュレーションシステムの開発