特許
J-GLOBAL ID:200903052964419871

熱延連続化プロセスを用いた深絞り性に優れた加工用熱延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-060308
公開番号(公開出願番号):特開平9-227952
出願日: 1996年02月23日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 平均r値が1.1以上で、各方向のr値の最小値が0.7以上の深絞り性に優れた加工用熱延鋼板を、特別な元素を添加せずに、MnS析出処理のための保持温度を短くし、鋼板の全長に亘って均質な材質として、生産性よく製造する方法を提供すること。【解決手段】 Mn:0.10〜0.30%,S :0.004〜0.012%を含有する鋼片をMnS固溶温度以上に加熱し、1200°C以上で合計の圧下率が5%以上となるよう粗圧延してシートバーとした後、1200〜1000°Cの温度範囲にて捲取り、3〜180秒保持した後に捲戻すことにより、曲げ歪0.5%以上を付与し、そして該シートバーの先端を先行するシートバーの後端に接合して、Ar3変態点以上の温度で連続的に仕上圧延をすることを特徴とする熱延連続化法による深絞り性に優れた加工用熱延鋼板の製造方法。
請求項(抜粋):
重量%で、C :0.01〜0.05%,Mn:0.10〜0.30%,Si:0.001〜0.05%,P :0.02%以下,S :0.004〜0.012%,Al:0.01〜0.1%,N :0.001〜0.007%,その他Fe及び不可避不純物からなる鋼片をMnS固溶温度以上に加熱し、1200°C以上で合計の圧下率が5%以上となるよう粗圧延してシートバーとした後、1200〜1000°Cの温度範囲にて捲取り、3〜180秒保持した後に捲戻すことにより、曲げ歪0.5%以上を付与し、そして該シートバーの先端を先行するシートバーの後端に接合して、Ar3変態点以上の温度で連続的に仕上圧延を行い、仕上圧延終了後0.5秒以内に30°C/秒以上で冷却することを特徴とする熱延連続化法による深絞り性に優れた加工用熱延鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 9/48 ,  B21B 3/00 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06
FI (5件):
C21D 9/48 S ,  B21B 3/00 A ,  C21D 8/04 A ,  C22C 38/00 301 W ,  C22C 38/06
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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