特許
J-GLOBAL ID:200903052985933567

信号弁別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-268129
公開番号(公開出願番号):特開平7-103788
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 分析や評価の対象となる比較的小さい振幅の測定信号に重畳された大きな振幅のノイズ信号を除去できる信号弁別装置を提供する。【構成】 信号弁別回路は測定信号sに振幅の大きなノイズ信号nが重畳された入力信号iを周期的にサンプリングしてA/D変換部によりディジタルデータD(I)に変換する。演算制御部はディジタルデータD(I)と第1閾値Eを比較し、ノイズ信号nが第1閾値Eを越えて減衰期間τ2内のディジタルデータD(I)を値「0」に置換する。また、第1閾値Eを越える1つ前のディジタルデータD(I)から遡ったディジタルデータD(I)と第2閾値eを比較し、第1閾値EからディジタルデータD(I)が第2閾値eを下回る前まで遡るディジタルデータD(I)の値を「0」に置換することで、入力信号iからノイズ信号nを含む期間が除去されることになる。
請求項(抜粋):
測定信号にノイズ信号が重畳された入力信号を周期的にサンプリングするサンプリング手段と、このサンプリング手段によってサンプリングされた入力信号の値をディジタルデータに変換するアナログディジタル変換手段と、このアナログディジタル変換手段によって変換されたディジタルデータを出力する出力手段とを備えた信号弁別装置において、前記測定信号と前記ノイズ信号の間の振幅値に第1閾値を設定する第1閾値設定手段と、前記ノイズ信号の立ち上がりの振幅値に第2閾値を設定する第2閾値設定手段と、前記ノイズ信号が前記第1閾値を越えて減衰するまでの減衰期間を設定する減衰期間設定手段と、前記ディジタルデータの値と前記第1閾値を比較する第1の比較手段と、この第1の比較手段によって前記ディジタルデータの絶対値が前記第1閾値を越えたと判断されたとき、前記減衰期間設定手段によって設定された減衰期間内の前記ディジタルデータを一定値に置換する第1の一定値置換手段と、前記第1の比較手段によって前記ディジタルデータの絶対値が第1閾値を越えたと判断された後に、前記第1閾値を越える手前から遡る前記ディジタルデータと第2閾値を比較する第2の比較手段と、この第2の比較手段によって前記第1閾値を越える手前から遡る前記ディジタルデータの絶対値が前記第2閾値を下回ると判断されたとき、前記第1閾値から第2閾値を下回る前まで遡る前記ディジタルデータの値を一定値に置換する第2の一定値置換手段とを備えたことを特徴とする信号弁別装置。
IPC (4件):
G01D 3/00 ,  G01H 17/00 ,  H03H 17/02 ,  G01R 23/16
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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