特許
J-GLOBAL ID:200903053018594023

キニノゲナーゼ阻害剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-508506
公開番号(公開出願番号):特表平9-502434
出願日: 1994年08月31日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】アグマチンまたはノルアグマチンに関連するC末端残基を有し、キニノゲナーゼを阻害するペプチドまたはペプチド類似物。
請求項(抜粋):
キニノゲナーゼを阻害するペプチドまたはペプチド類似物であって、A-B-C構造を有しており、そのとき:i) Cは、下式で表され: 式中、Yは、-H、-NO2、-CN、-CONH2、-OHまたは-NH2であり;Zは、-CH2-、-NH-、-S-または-O-であり;R1、R2、R3、R4は、-H、アルキル (炭素数1〜6)、-OH、アルコキシ、ハライド、-SH、または-S-アルキル(炭素数1〜6)であるか、またはR1R2、R3R4の両方または片方がカルボニル基または(炭素数3〜6の)シクロアルキル基を構成し;Dは、-NR11- (式中R11は、H、炭素数1〜6の低級アルキルまたはOHである);もしくはSO2、CO、CH2、OまたはSであるか;あるいは(BとCとの間のアミド結合が-CH=CH-により置換されているときには) =CH-であり;Eは、(上記R1R2、R3R4として定義される) -CR5R6-;-NR11-(R11は上記と同様である);O;またはSであり;Fは、不存在であるか、あるいは-CR9R10-(式中、R9およびR10は、Hまたはアルキル(炭素数1〜6)であるか、またはEが-CR5R6-であるときにはR9およびR10は上記R1、R2、R3、R4と同様に定義される) であり;そしてさらに、アミノアシル基BのカルボニルがD、EおよびFと共に、例えばオキサゾリジン、オキサゾール、アゾール、テトラゾール、イソオキサゾリン、オキサゾリン、チアゾリン等の複素環により置換されていてもよく;ii) どちらか一方が欠けていてもよいAおよびBは、同一または異なって、アミノアシル残基またはアミノアシル類似物残基であり、そして特には: Aは、 a) L-、または好ましくはD-立体配置のアミノまたはイミノ、あるいは類似物の1つの残基であり、好ましくは、Aib;Aic;Ala;Aha;Apa;Arg;Atc;Aze;Bta;Cdi;Cha;Cin;Cit:Cpg;α-Dhn;β-Dhn;Dpn;Glu;4-Gph;3-Gph;Har;Hch;Hci;His;Hph;Hyp;Ile;Leu;Lys;Nip;α-Nal;β-Nal;2-Pal;3-Pal;4-Pal;Phe;4-CF3-Phe;4-Cl-Phe;4-CN-Phe;4-F-Phe;3-F-Phe;2-Me-Phe;4-NO2-Phe;4-NH2-Phe;2,4-Cl2-Phe;3,4-Cl2-Pheまたはその他の置換されたPhe;Phg;Pic;Pro;β-Pro;3-Ph-Pro;α-ホモ-Pro;Pse;Pse(OR)(式中Rは炭素数1〜10のアルキルである);Pyr;Ser;Ser(OnBu);Tal;Tic;α-Tna;Trp;Tyr;Tyr (Et);Valから選択され、 所望により、特には-HCO、(炭素数1から6の) 低級アルキル-アシルまたは(炭素数1から6の)低級アルキル-芳香族アシルから選ばれるか;(炭素数1〜6の)低級アルキル-スルホニル;アルキル(炭素数1〜10);HO2C(CH2)n-(式中nは1〜3である)あるいはそのエステルまたはアミド;アミノ-アシル;アルキルオキシカルボニル;アリールオキシカルボニル;R-アルキルアシル (式中アルキルの炭素数は1〜10であり、かつ末端基Rはグアニジノ、アミジノ、ベンズアミジノ、グアニジノフェニルおよびアミジノフェニルから選択される)から選ばれるか;あるいは一般的にはBoc、Z、Fmocまたはその他の保護基から選ばれ得る、N-末端基を有していてもよく; b) 好ましくはD-立体配置を有し、そして好ましくは上記アミノ酸である1つのアミノ酸であって、N,N-ジアルキル(炭素数1〜20)によって置換されているか、またはN,N-[HO2C(CH2)n-]2-(式中nは1〜3)によって置換されており; c) (Bが不存在であるとき) 次式で表される基であって: 式中、nは1〜5であり;R7は、アリール、ヘテロアリールまたはアルキル(炭素数1〜20)等の親油基であって、好ましくはNap、置換されているNap、シクロオクチルまたはデカヒドロナフチルであり;そしてR8はR7と同様であって、好ましくは(置換されたフェニルを含む)フェニルまたはヘテロアリール-であり、特にはフェニルアルキルアシル-、D-またはL-アリールまたはヘテロアリール-アラニニル(alaninyl)であり、一般的にはアリール-アミノアルキルまたはヘテロアリール-アミノアルキルであり(ここで、「アルキル」は炭素数1〜6であり、そしてアリールは置換されていてもよい); Bは、D-または好ましくはL-立体配置の親油性アミノ酸または類似物の1つの残基であって、所望によりそのβ-窒素部位でアルキル(炭素数1〜6)により置換されるが、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R9、R10が全てHであるときにはプロリンまたはプロリン類似物ではなく、特には、Ada;Aha;Cha;α-Dhn;β-Dhn;ホモ-α-Dhn;Hch;Leu;α-Nal:β-Nal;ホモ-α-Nal;Nse;Phe;4-F-Phe;5-F-Phe;Ser(OnBu);Ser(OBn);ホモ-α-Traから選択されるが、これらの芳香族アミノ酸はその環においてさらに置換されていてもよく;iii) さらに:AとBとの間、または(DがNHであるときには)BとCとの間、あるいは両方に存在するアミド官能基-CONH-は、-CH=CH-;-CF=CH-;-CH2NR12-(式中、R12はH、アルキルまたはOHである);-COCH2-;-CH(OH)CH2-;-CH2O-;-CH2S-;-CH2SOx- (式中xは1または2である);-NH CO-;-CH2CH2-;あるいは(D、E、Fも包含され得るときには)Cに定義された如き複素環、を包含する擬態物によって置換されることができ;特に断らない限り「アルキル」という術語は、直鎖、分枝および環を包含している。
IPC (23件):
C07C251/08 ,  A61K 31/195 ABF ,  A61K 31/215 ABE ,  A61K 31/275 ACD ,  A61K 31/38 ,  A61K 31/395 ,  A61K 31/40 ,  A61K 31/44 ,  A61K 31/47 ,  A61K 38/00 AED ,  C07C279/02 ,  C07D205/04 ,  C07D207/16 ,  C07D209/42 ,  C07D213/81 ,  C07D215/14 ,  C07D217/26 ,  C07D277/12 ,  C07D333/22 ,  C07D401/06 207 ,  C07D405/06 207 ,  C07K 5/065 ,  C07K 5/078
FI (23件):
C07C251/08 ,  A61K 31/195 ABF ,  A61K 31/215 ABE ,  A61K 31/275 ACD ,  A61K 31/38 ,  A61K 31/395 ,  A61K 31/40 ,  A61K 31/44 ,  A61K 31/47 ,  C07C279/02 ,  C07D205/04 ,  C07D207/16 ,  C07D209/42 ,  C07D213/81 ,  C07D215/14 ,  C07D217/26 ,  C07D277/12 ,  C07D333/22 ,  C07D401/06 207 ,  C07D405/06 207 ,  C07K 5/065 ,  C07K 5/078 ,  A61K 37/02 AED
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭61-152658
  • 特開昭58-074649
  • 新規なペプチド誘導体
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-501664   出願人:アストラ・アクチエボラーグ
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引用文献:
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