特許
J-GLOBAL ID:200903053054586983
鋼の連続鋳造法における鋳片幅替え方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
溝上 満好 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-352979
公開番号(公開出願番号):特開平11-179508
出願日: 1997年12月22日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【解決手段】 短辺の傾きを調整しながら幅を変更するステップ1、短辺が一定の傾きを維持しながら幅を変更するステップ2、短辺の傾きを定常鋳造状態に戻しながら幅を変更するステップ3、の3段階に分けて幅の変更を行なうと共に、前記各ステップでの幅変更を、鋳込み長さの関数として制御する。【効果】 短辺の幅を鋳片の長さの関数として定義した数式に従って、時々刻々の幅を鋳込み長さの関数として制御するので、目的とする幅を精度良く得ることができる。圧延工程における条件から鋳片の単位長さ当たりの幅変化率Pを制約する際にも、その制約を数式に直接代入することができるので、どのような操業条件でも短時間に変更が行なえる。
請求項(抜粋):
鋼の連続鋳造中に鋳型短辺を移動させて鋳片幅を拡大又は縮小するに際し、短辺の傾きを調整しながら幅を変更するステップ1、短辺が一定の傾きを維持しながら幅を変更するステップ2、短辺の傾きを定常鋳造状態に戻しながら幅を変更するステップ3、の3段階に分けて幅の変更を行なうと共に、前記各ステップでの幅変更を、下記の数式に基づいて行なうことを特徴とする鋼の連続鋳造法における鋳片幅替え方法。ステップ1:WU =WU1- (3/4){P/(2L) 3/2 }( X4/3)WL =WL1-(1/32)・(P/L3 )・X4ステップ2:WU =WU1-△WU1-P(X-X1)WL =WL1-△WL1-P(X-X1)ステップ3:WU =WU2+(1/32)〔1/{α/100(WL2-WL1)+ P }3 ・L3 〕×{P(X3 -X)〕4WL =WL2+(3/4)・ {1/(2L)3/2}〔1/{α/100(WL2-WL1)+P}1/3×{P(X3 -X)〕4/3但し、WU :鋳型上端幅(mm)WL :鋳型下端幅(mm)WU1:幅変更前の鋳型上端幅(mm)WU2:幅変更後の鋳型上端幅(mm)WL1:幅変更前の鋳型下端幅(mm)WL2:幅変更後の鋳型下端幅(mm)α:鋳型幅テーパ率(%/m)P:最大幅変化率(1/m)L:鋳型長さ(m)X1 :ステップ1終了時の鋳込み長さ(m)X3 :ステップ3終了時の鋳込み長さ(m)△WU1:ステップ1における鋳型上端幅変更量(mm)△WL1:ステップ1における鋳型下端幅変更量(mm)
IPC (2件):
B22D 11/16 106
, B22D 11/04 316
FI (2件):
B22D 11/16 106 A
, B22D 11/04 316 B
引用特許:
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