特許
J-GLOBAL ID:200903053085341024
完全硬化耐熱鋼から成る部品を熱処理する方法及び完全硬化耐熱鋼から成る部品
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中平 治
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-543686
公開番号(公開出願番号):特表2008-520839
出願日: 2005年11月04日
公開日(公表日): 2008年06月19日
要約:
本発明は、完全硬化耐熱鋼から成る部品を熱処理する方法であって、熱処理が部品の完全硬化、部品の表面層硬度増大及び部品の焼戻しを含んでいる。部品の表面層硬度増大の際表面層への強すぎる添加を回避しながら部品の表面層硬度増大の際、表面層の一層深い硬度増大を伴う拡散元素の一層大きい侵入深さ及び一層大きい表面層硬度を得て、その結果部品の高められた耐久限度を得るため、上部変態温度AC3より上にある共通な焼入れ及び拡散温度TH+Dに部品を加熱し、完全なオーステナイト化及び含まれる炭素の分解及び表面層への拡散分子の所望の添加に至るまで部品を共通な焼入れ及び拡散温度TH+Dに保持し、続いて部品を急冷することによって、部品の完全硬化及び部品の表面層のプラズマイオン硬化が、共通な工程(1)で行われる。
請求項(抜粋):
完全硬化耐熱鋼から成る部品を熱処理する方法であって、熱処理が部品の完全硬化、部品の表面層硬度増大及び部品の焼戻しを含み、完全硬化が、上部変態温度AC3より上の焼入れ温度への部品の加熱、焼入れ温度に部品の保持、部品の急冷であり、拡散元素の作用で行われる表面層硬度増大が、拡散温度に部品の保持及び部品の冷却であり、かつプラズマイオン硬化として行われ、焼戻しが、下部変態温度AC1より下の焼戻し温度まで部品の1回又は複数回の加熱、焼戻し温度に部品の保持、及び部品の冷却であるものにおいて、上部変態温度AC3より上にある共通な焼入れ及び拡散温度TH+Dに部品を加熱し、完全なオーステナイト化及び含まれる炭素の分解及び表面層への拡散分子の所望の添加に至るまで部品を共通な焼入れ及び拡散温度TH+Dに保持し、続いて部品を急冷することによって、部品の完全硬化及び部品の表面層のプラズマイオン硬化が、共通な工程(1)で行われ、それにより外側表面層に圧縮残留応力が形成されることを特徴とする、方法。
IPC (5件):
C21D 9/00
, C21D 9/40
, C21D 1/06
, C21D 1/09
, C23C 8/38
FI (5件):
C21D9/00 A
, C21D9/40 A
, C21D1/06 A
, C21D1/09 C
, C23C8/38
Fターム (15件):
4K028BA02
, 4K028BA03
, 4K028BA12
, 4K042AA22
, 4K042AA25
, 4K042BA01
, 4K042BA02
, 4K042BA03
, 4K042BA04
, 4K042DA01
, 4K042DA02
, 4K042DA06
, 4K042DB08
, 4K042DC02
, 4K042DC03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平4-009449
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特開平1-201459
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転がり軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-204275
出願人:日本精工株式会社
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