特許
J-GLOBAL ID:200903053107582497

車両用事故状況記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-060949
公開番号(公開出願番号):特開平10-250642
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 コストの上昇を招くことなく、車両の衝突事故時以後の記憶素子の記録データの改ざんや消去を第三者に分からないようには行えないようにした車両用事故状況記録装置を提供することを目的とする。【解決手段】 メモリカードCは、ヒューズ60、両ダイオード70a、70b及びフラッシュメモリ80を、ケーシング90に内蔵して構成されている。マイクロコンピュータ50aから書き込み禁止信号が出力制御回路50bに出力されると、両トランジスタ51、53がオンし、ヒューズ60が直流電源55から溶断電流を受けて溶断する。このため、マイクロコンピュータ50aからのフラッシュメモリ80へのデータ書き込みが禁止される。
請求項(抜粋):
車両の加速度を検出する加速度検出手段(10)と、この加速度検出手段による検出加速度に基づき車両の事故の有無を判定する判定手段(150、151、160、170)と、この判定手段による事故との判定の有無に応じ前記検出加速度をデータとして書き込まれて記録する記憶素子(80)と、前記判定手段の事故との判定に基づき前記記憶素子へのその後の書き込み消去を禁止する禁止手段(171、50b、60、90)とを備える事故状況記録装置であって、前記禁止手段が、前記記憶素子と共にケーシング(90)に内蔵された通電素子(60、70a、70b)と、前記判定手段による事故でないという判定に基づき前記通電素子を通して前記記憶素子への前記データの書き込みを許容し、前記判定手段による事故との判定に基づき前記通電素子を破壊する破壊手段(55)とを備え、前記通電素子の破壊に基づき前記記憶素子へのその後の書き込み消去を禁止するようにした車両用事故状況記録装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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